芸 と 能

２月３日、新幹線で上京中に時々読書してました。


「芸」と「能」 (幻冬舎単行本)


酒井順子さんがチェリストのヨーヨー・マさんのリサイタルに行かれた時の
様子が書かれていた部分があったのですが、それがサントリーホールでした。

何の装飾もされていない舞台に椅子が1脚。
チェロ一人だけで（休息を挟んで）２時間演奏され観客を満足させるそうです。

酒井さんは舞台に近いし安いのでクワイヤ席（ひろみさんで言うB席）が
好きなんだそうです。見られる側の緊張感も味わえて「寝てはならじ」。

その日、客席の最前列中央部で「ド寝」している女性がいたそうです。
気合いの入ったお洒落をしていたそうですが、連獅子のように髪を
振り乱して寝ているのが目立ったよう。

舞台上からは意外に「見られて」いるものなのであって、
「気をつけよう」と心に決めたそうです。



そして清水ミチコさんが書かれていた「紅白2014」。
ひろみさんの名前が出て来た部分を引用させて頂きますが、

「全体を通してのMVPは、郷ひろみさんの隣でダンスを披露なさった
バナナマン・日村さんではないでしょうか。よくあんな風にスパッと
踊りきれたものです。ものすごく盛り上がったし、面白かったし、
郷ひろみさんの人柄の良さも一緒に踊っていた。まさにめでたさに尽きる
光景で、感動してしまいました。」

清水さん、郷ひろみファンを敵にまわしましたね（笑）。

清水ミチコさんのライブはいつか見てみたいと思っています。
武道館が満杯になるそうです。


別の箇所で清水さんが「努力したのに売れない人もいる～～～
一生懸命に頑張っている芸能人もいる。そういう人も事実、残っている。
けれど無責任な蛭子能収さんがなぜあんなに売れているか、と思うと
ますます興味深いです」と。

な～る～　私は受けました。