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昭和20年~30年のある出来事で幼い私にスイッチが入った

2013-04-02 23:26:10 | 心に響く言葉・出来事
~昨日のブログの続きです~
私自身の幼い頃の環境(昭和二十年代)と言えば…遊び疲れて家に帰ったら、母の手作りのさつま芋入り蒸しパンがおやつ入れの戸棚にちゃんと入っており、貧しくても親の愛情をいっぱい受けて育った私は幸せ者でした。
二学期の席替えで生涯忘れられない…衝撃の出来事が起こりました。
町田先生の席替えの声に、クラスは一斉にドヤドヤとまるで陣取り合戦、いや、椅子取り合戦のようなさまでした。
富美子ちゃんはいったい誰と座るのだろう?
そのことが気になって、私は富美子ちゃんの姿を探しておりました。
そんな私に二人の級友が駆け寄って来て、
「一緒に座ろう」と、両手は綱引きのようでした。
その時、後ろの方から
「富美子ちゃん、一緒に座ろうよ」という比較的トーンの高い声が聴こえました。
そのハキハキした声は紛れもない、寿子ちゃんの声です。
その声に引かれ、振り向いた時には、寿子ちゃんが富美子ちゃんの手をしっかりと握っており、後ろの座席に一緒に腰掛けたのでした。
寿子ちゃんが、富美子ちゃんと一緒に座ってくれた・・・
という安堵でホッとした私は、手を引っ張ってる奈々子ちゃんのなすがまま、席に着きました。
しかし、寿子ちゃんが率先して冨美子ちゃんと座った!その光景は、私にとってその場だけの衝撃とはならなかったのです。
同い年の勇気ある優しさは、天使の到来であり、生涯忘れることができない自分のテーマとなるのです。
一方では、「好きな人と一緒に座りなさい」・・・
そう指示した町田先生の行為に対しては、「何と残酷な事だろう」ってしばらくの間この思いをぬぐい去ることができませんでした。
この出来事がきっかけで、色々な思考モードにスイッチが入って十二歳なりに、何かの答えを欲しくてしばらく考え込んでおりました。
クラスの全員が全て、自分が一緒に座りたい人を取らんとする陣取り合戦の場となり、過酷なひと時となりました。そんな風景の中、明らかに寿子ちゃんは違っておりました。寿子ちゃんは、自分のことより、富美子ちゃんの事をいの一番に考えたのは確かだ。
もしかしたら、町田先生は、この陣取り合戦で、ひとりひとりの内なるものを計っていたのかもしれない・・・ 後日そうも思えてきました。
いずれにせよ、この時の出来事は私に何かを覚醒させました。12歳の幼心に人には大きな違いがあるものだと…。自分のことしか考えない人と、自分以外のことを常に考える人と…、どうでも良い人と…
寿子ちゃんが、富美子ちゃんと一緒に座ったことから次なるドラマが展開するのでした。
~この続きは後日~


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2013-04-02 23:21:11 | 心に響く言葉・出来事
~昨日のブログの続きです~
私自身の幼い頃の環境(昭和二十年代)と言えば…遊び疲れて家に帰ったら、母の手作りのさつま芋入り蒸しパンがおやつ入れの戸棚にちゃんと入っており、貧しくても親の愛情をいっぱい受けて育った私は幸せ者でした。
二学期の席替えで生涯忘れられない…衝撃の出来事が起こりました。
町田先生の席替えの声に、クラスは一斉にドヤドヤとまるで陣取り合戦、いや、椅子取り合戦のようなさまでした。
富美子ちゃんはいったい誰と座るのだろう?
そのことが気になって、私は富美子ちゃんの姿を探しておりました。
そんな私に二人の級友が駆け寄って来て、
「一緒に座ろう」と、両手は綱引きのようでした。
その時、後ろの方から
「富美子ちゃん、一緒に座ろうよ」という比較的トーンの高い声が聴こえました。
そのハキハキした声は紛れもない、寿子ちゃんの声です。
その声に引かれ、振り向いた時には、寿子ちゃんが富美子ちゃんの手をしっかりと握っており、後ろの座席に一緒に腰掛けたのでした。
寿子ちゃんが、富美子ちゃんと一緒に座ってくれた・・・
という安堵でホッとした私は、手を引っ張ってる奈々子ちゃんのなすがまま、席に着きました。
しかし、寿子ちゃんが率先して冨美子ちゃんと座った!その光景は、私にとってその場だけの衝撃とはならなかったのです。
同い年の勇気ある優しさは、天使の到来であり、生涯忘れることができない自分のテーマとなるのです。
一方では、「好きな人と一緒に座りなさい」・・・
そう指示した町田先生の行為に対しては、「何と残酷な事だろう」ってしばらくの間この思いをぬぐい去ることができませんでした。
この出来事がきっかけで、色々な思考モードにスイッチが入って十二歳なりに、何かの答えを欲しくてしばらく考え込んでおりました。
クラスの全員が全て、自分が一緒に座りたい人を取らんとする陣取り合戦の場となり、過酷なひと時となりました。そんな風景の中、明らかに寿子ちゃんは違っておりました。寿子ちゃんは、自分のことより、富美子ちゃんの事をいの一番に考えたのは確かだ。
もしかしたら、町田先生は、この陣取り合戦で、ひとりひとりの内なるものを計っていたのかもしれない・・・ 後日そうも思えてきました。
いずれにせよ、この時の出来事は私に何かを覚醒させました。12歳の幼心に人には大きな違いがあるものだと…。自分のことしか考えない人と、自分以外のことを常に考える人と…、どうでも良い人と…
寿子ちゃんが、富美子ちゃんと一緒に座ったことから次なるドラマが展開するのでした。
~この続きは後日~


4月1日(月)のつぶやき

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