遊歩道を散歩していたら
蝶をみつけた
朝降った雨が
道に残っているのを
きいろい
ストローのような口で
一心不乱に
吸っているようで
写真をとるために
近づいても飛んでいかない
名前がわからなかったので
家にかえってから調べたら
アカボシゴマダラだった
驚いたことに
アカボシゴマダラは
「特定外来生物」であった
本来は
ベトナム、韓国、台湾、中国など
日本では奄美に生息する蝶だが
1995年に突然埼玉に現れ
その後、神奈川など
関東で見られるようになったらしい
蝶マニアによる
人為的な放蝶だとみられている
在来種のゴマダラチョウと
競合したり
雑種ができる可能性もあり
食樹がおなじ
オオムラサキの衰退が
危惧されることなどから
みつけたら
駆除するべき蝶とされている
こんなにきれいなのに
日本の生態系を壊さなければ
普通の蝶なのにと
少し不憫に感じていた
そんな中
オガサワラシジミの絶滅危惧の
ニュースが飛び込んできた
NHKニュースから
要約すると
小笠原諸島でしか
生息が確認されていない
絶滅の危険性が極めて高いチョウ
「オガサワラシジミ」
について
環境省と東京都が
繁殖用の個体が
すべて死んだと発表した
「オガサワラシジミ」は
野生でもおととし6月
小笠原諸島の母島で
見つかったのを最後に
生息が確認されていない
それが全てではないにしろ
外来種による影響などて
数を減らしたことが
絶滅の危機を招いたようだ
このまま野生の個体が
発見されなければ
絶滅ということになる
悲しい話だ
先程の遊歩道にいた
アカボシゴマダラは
もう京都あたりまで
繁殖しているらしい
日本固有種をまもるために
駆除しなくてはならない
特定外来生物だけれど
ぶんぶんとんでいる
蚊をぱちんと
叩くようには
いかないので困る
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