コスモス

　秋にコスモスが似合います。
今の時期は、散歩する道端に、皆こちらに顔を向けて、秋風に気持ちよさそうです。車の通る道端にも、道沿いの人たちが丹精を込めて育てたコスモスが白や紅色やピンクの色を競っています。コスモスの中国名は「大波斯菊」・「秋桜」ですね。秋の代表的な花であることが、その名前からもわかります。原産地がメキシコであることはあまり知られていません。
茎の細いコスモスでも意外と丈夫で、お互いに寄り添いながら、強い風にも耐えています。ときに、倒されても、花をつけた先の部分がそこから首を擡げて成長していきます。なんとも健気な花です。今の直ぐに切れがちなわたしにとって、このコスモスの生き方を見習いたいものだと思います。道端にも沢山の自然と友達と寡黙な先生であふれています。
コスモスの語源はギリシャ語のｋｏｓｍｏｓから来ているようです。調和、善行、装飾、名誉、宇宙などの意味があると言われています。なるほど「名は体をあらわす」といいますね。

「失意の若者へ」の詩 どなたか知りませんか？

此の詩はニューヨークの、ある大学の壁（？）に刻まれたものだという話を聞きましたが、どなたか原詩をご存知でしょうか？

【失意の若者へ】
大きなことを成し遂げるために力を与えて欲しいと
　　神に求めたのに　謙遜を学ぶようにと　弱さを授かった
偉大なことが出来るように健康を求めたのに
　　より良きことをするようにと　病気を賜った
幸せになろうとして富を求めたのに
　　賢明であるようにと　貧困を授かった
世の人々の称賛を得ようとして成功を求めたのに
　　得意にならないようにと失敗を授かった
求めたものは一つとして与えられなかったが
　　願いはすべて聞き届けられた
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私は最も豊かに祝福されたのだ。