zoomin氏のアートです。8作品ご紹介します。
2019.10.28北海道岩内(いわない)郵便局の風景印です。岩内郡岩内町高台180-2
《作品解説 (ZOOMIN)
① 岩内郵便局の風景印には岩内港と刀掛岩、有島武郎の文学碑がデザインされています。
はがき絵はケイトウ。夏の日差しをいっぱい受けて成長し、秋に花を咲かせます。深いえんじ色のベルベットのようなイメージを私は持っているのですが、N先輩のお宅にはピンクのケイトウがたくさん咲いていました。
落語「八五郎坊主」に出てくるお寺、下寺町にある「ずくねん寺」というお寺ですが、境内には銀杏の木があり、ケイトウの花が咲いているころに、八五郎改め法春が出家しますので、珍しく秋の噺ということになりますね。》
2019.10.28北海道銀山(ぎんざん)郵便局の風景印です。余市郡仁木町銀山2-67
《② 銀山郵便局の風景印にデザインされているのは稲穂とホタルという取り合わせですね。
ハングルで書きましたのは・・・
「友人がチョコレートをくれました。さつまいも味でした。包装紙には子ぐまの絵が描かれていました。韓国語でKOGUMAはさつまいもを意味します。日本語でKOGUMAと言えば当然、子どものクマを意味します。おもしろいですね!」
という実話です。貼ってあるのは残念ながらその時の包装紙ではなく、くまモンの柄の千代紙です。》
2019.10.28北海道盃(さかずき)郵便局の風景印です。古宇郡泊村興志内村182-5
《③盃郵便局の風景印にはカブト岩と国民宿舎、スケソウダラがデザインされています。この風景印、前回アップの後志泊(しりべしとまり)郵便局の風景印と全く同じデザインです。
はがき絵は韓国、江原道(カンウォンド)にある有名な薬水、画巌薬水(ファアムヤクス)の水をパガジに掬い取っているところです。不老長寿 神仙靈巖 画巖薬水と添えました。この文字を掘った化粧岩が薬水くみ出し場の入り口に掲げられていました。》
2019.10.30北海道余市大川(よいちおおかわ)郵便局の風景印です。余市郡余市町大川町16-8-9
《④ 余市大川郵便局の風景印にはプゴッペ洞窟と岩壁の彫刻なんかがデザインされています。
デザイン書芸シリーズ『風9』
「11月の風を贈ります」
はがき絵やデザイン書芸のほかに各地の郵便局の風景印をも紹介していますが、これは全国の郵便局に出向いているわけではなく、郵便局にはがきを送り、風景印の押印を依頼しているのです。これを「郵頼(ゆうらい)」と言います。郵頼するときには、はがきを入れた封筒に「風景印押印依頼」と朱書しますので、「風」という文字をよく書くと言えます。今回で9作目の「風」ですが、私が普段書いている「風」という文字に一番近いのが今回の「風」です。》
2019.10.31北海道古平(ふるびら)郵便局の風景印です。古平郡古平町入船町9-1
《⑤ 古平郵便局風景印の「古平」の文字はアワビの殻に書き込んであるかたちになっています。立岩からセタカムイをのぞむ風景がデザインされています。
はがき絵は「網に入った栗」を描きました。栗を先に描いて、あとからペンで網を描いたのです。ハングルで「網いっぱいの幸せ」と書いたつもりです。》
2019.11.01北海道鬼志別(おにしべつ)郵便局の風景印です。宗谷郡猿払村鬼志別北町2
《⑥ 鬼志別郵便局風景印には猿払公園、風雪の塔と流氷にホタテがデザインされています。
はがき絵にはリンゴを飾り切りしてウサギを作った状態を描きました。ハングルで「何見て跳ねる?」と添えたつもりです。
リンゴを食べるときに、私は普段、皮をむかずに縦に八等分して、芯の部分を取り除いてから食べていましたが、「横に輪切りにするとよいとテレビで言ってたよ」と相方に教えてもらいました。1cmくらいの厚さで輪切りにすると無駄がほとんど出ないのだそうです。以来、「次にリンゴを食べるときには輪切りに・・・」と思っているのですが、あれからまだリンゴを食べていません。》
2019.11.05大阪府岸和田駅前(きしわだえきまえ)郵便局の風景印です。岸和田市野田町1-8-9
《⑦ 岸和田駅前郵便局の風景印はだんじりが外枠になった変形印ですね。バラと岸和田城もデザインされています。そういえば泉州岸和田は岡部美濃守様のご城下でした。
はがき絵に描いた花は「眉刷毛万年青(マユハケオモト)」です。何年も前に、母の家に遊びに行った際にもらった一株が毎年の株分けによって増えたもので、どれが元の株かわからなくなってしまいました。ご近所にも、うちからお分けした兄弟の株がいます。我が家では今年は7つ、花を咲かせています。はじめは「ネギ坊主みたいだなあ」と思っていた花ですが、たくさん咲くとまた別な美しさがあります。新しい葉と古い葉の間から花茎が伸びるということもわかりました。》
2019.11.05北海道倶知安北(くっちゃんきた)郵便局の風景印です。虻田郡倶知安町北四条西1丁目1-5
《⑧ 倶知安北郵便局の風景印には羊蹄山とスキーヤー、そしてジャガイモの花がデザインされています。
はがき絵にはブドウを描き、ハングルで「球のようにコロコロして、味は甘酸っぱい」と書いたつもりです。
最近は品種改良によって、種がなくて皮ごと食べられるようになりましたね。どんどん食べやすく、都合よくなっていきますね。ブドウが皮ごと食べられるようになって、我が家でも消費量が増えたように思います。》
はがき絵はケイトウ。夏の日差しをいっぱい受けて成長し、秋に花を咲かせます。深いえんじ色のベルベットのようなイメージを私は持っているのですが、N先輩のお宅にはピンクのケイトウがたくさん咲いていました。
落語「八五郎坊主」に出てくるお寺、下寺町にある「ずくねん寺」というお寺ですが、境内には銀杏の木があり、ケイトウの花が咲いているころに、八五郎改め法春が出家しますので、珍しく秋の噺ということになりますね。
ハングルで書きましたのは・・・
「友人がチョコレートをくれました。さつまいも味でした。包装紙には子ぐまの絵が描かれていました。韓国語でKOGUMAはさつまいもを意味します。日本語でKOGUMAと言えば当然、子どものクマを意味します。おもしろいですね!」
という実話です。貼ってあるのは残念ながらその時の包装紙ではなく、くまモンの柄の千代紙です。
はがき絵は韓国、江原道(カンウォンド)にある有名な薬水、画巌薬水(ファアムヤクス)の水をパガジに掬い取っているところです。不老長寿 神仙靈巖 画巖薬水と添えました。この文字を掘った化粧岩が薬水くみ出し場の入り口に掲げられていました。
デザイン書芸シリーズ『風9』
「11月の風を贈ります」
はがき絵やデザイン書芸のほかに各地の郵便局の風景印をも紹介していますが、これは全国の郵便局に出向いているわけではなく、郵便局にはがきを送り、風景印の押印を依頼しているのです。これを「郵頼(ゆうらい)」と言います。郵頼するときには、はがきを入れた封筒に「風景印押印依頼」と朱書しますので、「風」という文字をよく書くと言えます。今回で9作目の「風」ですが、私が普段書いている「風」という文字に一番近いのが今回の「風」です。
はがき絵は「網に入った栗」を描きました。栗を先に描いて、あとからペンで網を描いたのです。ハングルで「網いっぱいの幸せ」と書いたつもりです。
はがき絵にはリンゴを飾り切りしてウサギを作った状態を描きました。ハングルで「何見て跳ねる?」と添えたつもりです。
リンゴを食べるときに、私は普段、皮をむかずに縦に八等分して、芯の部分を取り除いてから食べていましたが、「横に輪切りにするとよいとテレビで言ってたよ」と相方に教えてもらいました。1cmくらいの厚さで輪切りにすると無駄がほとんど出ないのだそうです。以来、「次にリンゴを食べるときには輪切りに・・・」と思っているのですが、あれからまだリンゴを食べていません。
はがき絵に描いた花は「眉刷毛万年青(マユハケオモト)」です。何年も前に、母の家に遊びに行った際にもらった一株が毎年の株分けによって増えたもので、どれが元の株かわからなくなってしまいました。ご近所にも、うちからお分けした兄弟の株がいます。我が家では今年は7つ、花を咲かせています。はじめは「ネギ坊主みたいだなあ」と思っていた花ですが、たくさん咲くとまた別な美しさがあります。新しい葉と古い葉の間から花茎が伸びるということもわかりました。
はがき絵にはブドウを描き、ハングルで「球のようにコロコロして、味は甘酸っぱい」と書いたつもりです。
最近は品種改良によって、種がなくて皮ごと食べられるようになりましたね。どんどん食べやすく、都合よくなっていきますね。ブドウが皮ごと食べられるようになって、我が家でも消費量が増えたように思います。