はんたろうのがらくた工房

えーと、えーと…。

ツノシマクジラに会いに行く

2015-12-15 23:39:34 | 旅のこと
少しまとまった休みが取れたので、中国地方を一周してきた。
もっとも遠い目的地、山口県の角島は、本州のほぼ西端、金沢市からはおよそ750km離れている。

ネットで見ると、角島というのは風光明美、山口屈指の観光地のようである。
だが、そんなことはどうでもいい。

私にとって角島とはいわば聖地

日本で発見され2003年に新種と認められた、ツノシマクジラのホロタイプ(正基準標本)の産地にして、その和名の由来となった島なのだ!

…のっけからテンションがおかしいが、なにしろこのブログ、一番初めの記事がツノシマクジラだったくらいなので、このまま暫くお付き合いいただきたい。





角島大橋にほど近い道の駅は、前夜からずっと雨である。
天気は悪いが、ほかに日程を選べなかったのだから仕方がない。



しかし、この季節この天気でも尚、海も橋も美しいことが見て取れる。





目指すは、島の中ほどにある、つのしま自然館。
ここには、レプリカだがツノシマクジラの全身骨格が展示されている。

…のだが。



ああっ!

定休日ではないか!
そういえば、さっきの道の駅も火曜定休ってなってたぞ。



閉ざされたガラスの扉ごしに、建物の中央に展示されたツノシマクジラの骨格が見えた。
サイズ的に、ぴったりと建物に収まっている。
大仏と大仏殿みたいなものだろうか。





角島灯台。
付近の駐車場がどれも有料であるあたり、ハイシーズンにはどれだけ賑わうかが窺える。
でも、冬だからか、雨だからか、それとも火曜日だからか、誰もいない。



さて、目的のツノシマクジラにも一応会えたので、これより日本海に沿ってゆるゆると金沢へ向かう。

当分の間ずっと下道なので、じつに気楽である。

やがて島根県の浜田で、水族館の看板を見つけた。
しまね海洋館アクアス。
たしか、リング状の泡を吐くシロイルカで一躍有名になった水族館ではないか。

さっそく立ち寄って…



ああっ。
水族館なのに週一で定休日があるなんて!



そんなこんなで、出雲市に辿り着く。



およそ20年ぶりで、出雲大社を訪ねた。



マンホールの意匠は、意外にも出雲大社ではなく、日御碕灯台。



やはり神社仏閣はいい。



なにしろ、定休日というのがない。(そこかよ)

先ごろ平成の大遷宮が行なわれ、観光客で大層混雑もしたと聞くが、幸か不幸か、雨のために、駐車場も境内も広々と空いていた。



雨宿りしている団体客のガイドも、同じようなことを言って笑いを取っていた。

ところで、出雲大社に隣接して、古代出雲歴史博物館というのもあるらしい。
せっかくだから…。



ああっ、そうだった忘れていた!

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