![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/80/b81fc1cb6eea614b5035a9743e06a497.jpg)
青森港のフェリー埠頭は、昨日とはうって変わって好天である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/90/1eb107f951dc767b87c1cd4f335fce9c.jpg)
四国と本州が道路橋で結ばれ、通行料上限1,000円という例の「社会実験」の余波で何本ものフェリー路線が廃止になって、そういえばもう何年もカーフェリーに乗ることがなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c6/3d3bf5f5728054b492c28c658a5cae5e.jpg)
絵本のクジラに似た島が見える。調べてみたら鯛島というそうだ。
鯛だとすれば、マダイというよりはコブダイだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/44/a5a5cab7f6316187f7aaf499694b10cf.jpg)
頭上が晴れて浮かれていたが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/2b/f54ac6aec3926ce04989f2f4c5610249.jpg)
到着した北海道の大地は、低い雲で覆われていた。
本当ならば、上陸したらまず、函館市立博物館まで国宝の中空土偶に会いにゆく予定だった。
ところが、間の悪いことに、数日後に東京は国立博物館で始まる「縄文」展のために、すでに旅立ってしまっていることを、出発の数日前に知った。
そこで、市街地に立ち寄ることなく、北上することにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/91/39cb9472efa056ef2b7695f05f8eb221.jpg)
反時計回りに大沼を巡ると、キタキツネが現れた。
北海道上陸からわずか2時間での遭遇は、自分史上最速である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9a/b4ed2958d6285caee330495215124ea6.jpg)
おおかた、禁止されているのに餌をやる観光客がいるのだろう、逃げようともしない。
無計画に寄り道しながら北上する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/15/e0ad74af5baf8e2aea257420cabf97a3.jpg)
噴火湾に沿ったひたすら平らな国道の脇に、鮮やかなオレンジ色の花が見えてきた。
花の色、大きさ、雄しべの曲がりっぷり。どうもニッコウキスゲらしい。(※1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/2c/5fbc63784fcdf40cb25b0f6d6c722ea0.jpg)
また別の種類のユリ科も混ざっていた。(※2)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/81/a15d5922e8df8862b5db55f00e6f35db.jpg)
紫色の、小さなかわいらしい花も。(※3)
宿に着いたら検索するつもりで、とりあえず撮影だけして、先を急いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ad/0c504c94faf98bbb45d0d31d6e203218.jpg)
昭和新山を間近に見て、洞爺湖~支笏湖を経由し、苫小牧の宿にチェックイン。
で、調べてみたのだが。
※1、せっかく北海道まで来たのだから、エゾなんとか、キタなんとか、という和名の花に会えるといいなあ、でもこれはどうせニッコウキスゲなのだろうなあ…と半ば諦めていたのだが、検索してみると「エゾカンゾウ」らしいとわかり、色めきだった。
…のだが…。
確認しようとさらに検索するうち、「エゾゼンテイカ」である可能性も浮上。
正解はどっちだ!と調べを進めると、なんと衝撃の事実が。
えーと、要するにエゾカンゾウもエゾゼンテイカもニッコウキスゲも、ゼンテイカという単一種の別名にすぎないのだった…。
※2、こちらは、エゾスカシユリと判明。正真正銘、エゾなんとかだ!
※3、あ~っ、テメエ、なんか見覚えがあると思ったら、花の色で前にもさんざん苦労した、ゲンノショウコじゃねえか!
…と落胆していたが、帰宅後もっと丁寧に調べたところ、エゾフウロらしいと判明。ああよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/90/1eb107f951dc767b87c1cd4f335fce9c.jpg)
四国と本州が道路橋で結ばれ、通行料上限1,000円という例の「社会実験」の余波で何本ものフェリー路線が廃止になって、そういえばもう何年もカーフェリーに乗ることがなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c6/3d3bf5f5728054b492c28c658a5cae5e.jpg)
絵本のクジラに似た島が見える。調べてみたら鯛島というそうだ。
鯛だとすれば、マダイというよりはコブダイだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/44/a5a5cab7f6316187f7aaf499694b10cf.jpg)
頭上が晴れて浮かれていたが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/2b/f54ac6aec3926ce04989f2f4c5610249.jpg)
到着した北海道の大地は、低い雲で覆われていた。
本当ならば、上陸したらまず、函館市立博物館まで国宝の中空土偶に会いにゆく予定だった。
ところが、間の悪いことに、数日後に東京は国立博物館で始まる「縄文」展のために、すでに旅立ってしまっていることを、出発の数日前に知った。
そこで、市街地に立ち寄ることなく、北上することにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/91/39cb9472efa056ef2b7695f05f8eb221.jpg)
反時計回りに大沼を巡ると、キタキツネが現れた。
北海道上陸からわずか2時間での遭遇は、自分史上最速である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9a/b4ed2958d6285caee330495215124ea6.jpg)
おおかた、禁止されているのに餌をやる観光客がいるのだろう、逃げようともしない。
無計画に寄り道しながら北上する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/15/e0ad74af5baf8e2aea257420cabf97a3.jpg)
噴火湾に沿ったひたすら平らな国道の脇に、鮮やかなオレンジ色の花が見えてきた。
花の色、大きさ、雄しべの曲がりっぷり。どうもニッコウキスゲらしい。(※1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/2c/5fbc63784fcdf40cb25b0f6d6c722ea0.jpg)
また別の種類のユリ科も混ざっていた。(※2)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/81/a15d5922e8df8862b5db55f00e6f35db.jpg)
紫色の、小さなかわいらしい花も。(※3)
宿に着いたら検索するつもりで、とりあえず撮影だけして、先を急いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ad/0c504c94faf98bbb45d0d31d6e203218.jpg)
昭和新山を間近に見て、洞爺湖~支笏湖を経由し、苫小牧の宿にチェックイン。
で、調べてみたのだが。
※1、せっかく北海道まで来たのだから、エゾなんとか、キタなんとか、という和名の花に会えるといいなあ、でもこれはどうせニッコウキスゲなのだろうなあ…と半ば諦めていたのだが、検索してみると「エゾカンゾウ」らしいとわかり、色めきだった。
…のだが…。
確認しようとさらに検索するうち、「エゾゼンテイカ」である可能性も浮上。
正解はどっちだ!と調べを進めると、なんと衝撃の事実が。
えーと、要するにエゾカンゾウもエゾゼンテイカもニッコウキスゲも、ゼンテイカという単一種の別名にすぎないのだった…。
※2、こちらは、エゾスカシユリと判明。正真正銘、エゾなんとかだ!
※3、あ~っ、テメエ、なんか見覚えがあると思ったら、花の色で前にもさんざん苦労した、ゲンノショウコじゃねえか!
…と落胆していたが、帰宅後もっと丁寧に調べたところ、エゾフウロらしいと判明。ああよかった。
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