はんたろうのがらくた工房

えーと、えーと…。

続々・ホエールウォッチング

2009-05-03 21:41:33 | いきもののこと
帰ってみれば、是は如何に。
静かだった港が、とんでもなく賑わっている。

そういえば、大型連休の週末であった。
宇佐漁港に隣接したしおかぜ公園でも、「宇佐の大鍋まつり」というイベントが開催されていたのだ。



クジラに目が眩んで、土佐市のことも宇佐のことも何も知らずに来てしまったが、ここはうるめ(ウルメイワシ)の一大産地らしい。
浜でも海でも、うるめが釣れる。



祭りの名前にもなっている大鍋とは、巨大な鍋で作った、うるめのつみれ汁のことであった。



受付で100円払うと、丼と箸をくれる。
これを持ってゆくと、つみれ汁をたっぷりと入れてくれる。
つみれが巨大である。
味は、なにも珍しくない。
珍しくはないが、すばらしく美味しい。



ほかにも、宇佐名物という、「うるめの蒲焼き丼」も売られていて、早速購入。
うるめを揚げたものに蒲焼きのたれをかけ、刻み海苔を散らした、ごくシンプルなものだが、こちらも美味しい。

素材がよければ、つまり味つけはごくシンプルなほうが美味しいのだろう。

宇佐の海の幸は、もちろんうるめだけではない。
会場にはたくさんのテントがあって、さまざまな魚介類が売られていた。



高知名物、鰹のたたきも、その場で作っていたりした。



ところで、土佐湾のニタリクジラも、うるめを食べているという。
私がいま食べたより、もっと新鮮な状態で、たらふく食べているのだ。
そういうわけで、豊かな漁場は、そのままホエールウォッチングのスポットと重なる。



人とクジラが、同じ恵みを分け合って食べている。
そんなことを思って、この記事もホエールウォッチングの続編とした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿