半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

やっと出会えた3枚のアルバム(2)

2009年03月06日 13時02分04秒 | 音楽(・・・いろいろな“音”も)

こんにちは、半次郎です。

昨日に引き続き、購入した懐かしのCDをご紹介します。

今日は、メリサ・マンチェスター(Melissa Manchester)の『幸せの日々』(原題:Better Days & Happy Endings)です。

(1) ハッピー・エンディング(Happy Endings)
 このアルバムの幕開けは、ミディアム・テンポのこの曲で始まります。いつ聴いても楽しくなる曲で、このアルバムの幕開けに相応しい出来栄えの佳品です。

(2) 望みをかなえて(You Can Make It All Come True)
 次の曲はスローながらファンキーな曲で、ブラスをバックに力強くシャウトするメリサが聴けます。

(3) 幸せの日々(Better Days)
 続く3曲目は、このアルバムのハイライトの1曲で、半次郎の大好きなバラードです。アコースティック・ギターとエレクトリック・ピアノのイントロから、盛り上がりを見せるエンディングのコーラスまで、息を吐くのも忘れるほど惹きつけられます。以前、このブログで訳詞をご紹介したこともあるくらい、思い入れの強い曲です。もしこの曲がこのアルバムに入っていなかったら、ここまで好きになることはなかったと思います。メリサマンチェスターとキャロル・ベイヤー・セイガーの共作です。

(4) 甘い出来事(My Sweet Thing)
 4曲目は、ウキウキしてくるような独特のメロディが楽しい、ミディアム・テンポの軽快な曲です。

(5) 雨に想いを(Come In From The Rain)
 この曲は、キャプテン&テニールやダイアナ・ロスなどにカバーされたバラードで、シングル・カットはされなかったものの、知る人ぞ知る名曲です。メリサの声質に合った作品で、まさに傑作です。(3)と同じ、メリサマンチェスターとキャロル・ベイヤー・セイガーの共作です。

(6) レスキュー・ミー(Rescue Me)
 アナログ・レコードではB面の1曲目になるこの曲は、ミディアム・テンポの軽快なブラスをバックに、メリサは明るく歌っています。

(7) ユー・アンド・アイ(Just You And I)
 この曲も、メリサマンチェスターとキャロル・ベイヤー・セイガーの共作になるバラードで、一聴しただけで思わず口をついて出るメロディーと歌詞が、とても印象的です。このアルバムから最初にシングル・カットされました。

(8) スタンド・アップ・ウーマン(Stand Up Woman)
 続く曲は、再びミディアム・テンポの軽快な曲に変わります。力強いメリサの歌声が魅力的です。メリサは、アップ・テンポの軽快な曲も、静かに聴かせるスロー・バラードもこなす、まさに歌姫と呼ぶに相応しいエンターテナーです。

(9) グッド・ニュース(Good News)
 またまたメリサマンチェスターとキャロル・ベイヤー・セイガーの共作になるバラードです。このアルバムに含まれている4曲のバラードが全てキャロル・ベイヤー・セイガーとの共作で、いずれも心に染み入る名曲揃いというのも嬉しいですね。アレンジも素敵で、このアルバムに参加したミュージシャンの質の高さが伺われます。

(10) シング・シング・シング(Sing, Sing, Sing)
 アルバムは一転してアップテンポの曲で締められています。聴いているだけで楽しくなる曲調で、アルバムのタイトル通り、ハッピーエンドの終わりを迎えます。

それにしても、ビッグ・ヒットがない割りに、このアルバムが全米アルバム・チャートの24位まで上昇したのは、メリサ・マンチェスターの歌の上手さと曲作りの上手さがジワジワと浸透した結果だと思わずにはいられません。
1976年の作品です。

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