映画を観た～感染列島～

神に裁かれるのは
ウィルスか？人間か？





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ストーリー＆解説：正月明け、市立病院に務める松岡剛の元に1人の急患が運ばれてきた。新型インフルエンザに類似する症状だがワクチンが通用せず、患者は死亡。やがて同僚の安藤医師や他の患者に感染が広がり、病院はパニックになってしまう。WHOのメディカルオフィサーで松岡の元恋人・小林栄子が事態の収拾と調査に乗り出し、松岡も彼女と共に戦うことを決意するが、感染は日本全国に広がってしまい……。

有効な治療法のないウイルス感染症が広まった日本をリアルにシミュレートしながら、ウイルスと戦う人々の姿を克明に描き出した作品。感染患者が多数搬送され修羅場と化した医療現場で、自らの体力と精神を削りながら治療を続ける医師たち。そして感染症にかかってしまった患者たち。彼らが必死になって“今、できること”を模索し、実行する姿には胸を打たれる。その中心にいて、苦しい事態の中で感情を揺さぶられる医師を妻夫木聡と檀れいが熱演。そんな心を動かす物語の一方、作品の中で進んでいく感染被害の状況には、背筋の寒い思いをするはず。パンデミックの脅威について、大きな警鐘を鳴らす作品だ。（goo映画）


【五つ星評価….☆】（☆←0.5…ということで）


もう過激なお涙頂戴にはうんざりです。

檀れいがウィルス専門スタッフを募るシーンとか、良い展開で進んでいると思っていたら、途中からどんどんボロが出てきてしまいました。

ウィルスものになると、どうしても『アウトブレイク』を思い出してしまうのですが、やっぱり雲泥の差がありますな～。

もう、邦画はウィルスパニック映画に手を出すな。

興味のない恋愛絡めて、ソフトバンクの黒人を面白半分で使ってるようじゃ、まともな映画なんて出来るわけがない。

色々詰め込み過ぎで、意味不明な脚本や演出ばかり。

登場人物達はどいつもこいつも緊張感に掛ける奴らばかりだし、感染者の対応で手一杯なはずの、一介の医師である妻夫木が、毎度毎度一体どこに行っているんだ。お前の役目は何なんだ？

東南アジアに感染源の特定に行くなんて馬鹿なんじゃないのか。しかも、普通のゴーグルと花粉すら遮断できそうもないマスクだけで乗り込むなんて、あの子供に射殺されてしまえ。

どういった経路で日本にウィルスが入り込んできたのか？あいつ、まったく理解してないじゃないか。

『龍が如く　劇場版』で俺を魅了した夏緒ちゃんが中三少女役で出てましたけど、遊園地で「あ～ん、あ～ん」って叫んでたアレは何？

あの子絡みの“養鶏場の悲劇”はグッと来るものがあったのに、結局あの子は何がしたかったのか？

吐血して白目剥きながら痙攣し、ウィルスと戦う少女を演じきった夏緒ちゃんの熱演が台無しだ。

爆笑問題・田中と国仲涼子の可愛らしい子役を使った姑息なエピソードも、鼻に付く以外の感想はありません。

同じく田中と国仲ファミリーのくだりにて、妻夫木が最期に勝手に送った作りかけの未送信メールは、下劣な悪戯以外のなんでもありません。

俺だったら、本文を未送信ＢＯＸに保存しておいて、携帯をご遺族に渡す時にその旨を伝えてもらえるように手配するけどな。

勝手に送って、ご遺族が変な希望を持ったらどうするつもりだ。

本当にあの医者、感染源のなんとか島で死んでくれば良かったのに。

良かったところは本当に良かったのに、全てが台無しです。







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