石丸日記

反原発運動半世紀
バックは福島第一原発事故を伝える福島民報2011年3月13日号

双葉地方原発反対同盟結成46周年 No199号

2018-07-16 08:51:55 | 脱原発情報

機関紙 脱原発情報200号記念集会開催!

「双葉地方原発反対同盟」結成46 周年、同機関誌「脱原発情報」200 号の記念集会を開催することになった。

よびかけ人
・古市三久双葉地方原発反対同盟初代事務局長 福島県議会議員
・石丸小四郎双葉地方原発反対同盟代表

 原発反対」の旗は東電福島第一原発1号機が運転を開始した翌年の8月、双葉地方原発反対同盟結成時に、その思いを込めてあつらえたものである。「美しい郷土を守ろう」との願いが書いてある。
結成大会では次のような議論があった。「~敗北から新たな発展に向けて~」「…(略)この双葉郡を世界最大の原発集中地にしてしまい、いずれは住民が逃げ出さねばならなくなるのは目に見えている。そこまで相手の思うがままにさせてしまったのは何か?」それから39 年、2011 年3月、未曾有の原発事故に遭遇してしまったのである。それを思うとき“悔恨の情”誠に深いものがある。
今改めて思う。米国GE社(ゼネラル・エレクトリック)のターン・キー方式(設計・施工すべて同社製、鍵を廻せば即使えるの意味)で輸入され1971 年3月の運転開始以来、故障の連続で「出力制限・スクラム」が続発した。「実験炉を研究しながら運転」そのままの状態であった。特に、深刻だったのが「燃料棒ピンホール現象」であった。この事故はモロに放射能が建屋・環境にばらまかれ「放射能が降り積もる!」の表現が生まれ、私たちは「ぼっこれアメ車!」と揶揄していた。そして敷地40 ㍍切り崩し、基礎版を海抜より低くして地震津波の直撃を受けたのである。日本の原子力政策を見ていると「とにかく自然を甘く見すぎている!」である。今「世界一の安全規制」を新たな安全神話にし、原発を再稼働させている。このままでは第一原発事故の“二の舞”が起きかねないとみている。
一日もはやく「原発なき日本を目指さなければならない」が46 年経っての決意である。

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「双葉地方原発反対同盟」46周年
  同機関誌「脱原発情報」200号記念集会


・日時2018 年7月25 日(水)~
  14時00 分~1 8 時00 分
・場所かんぽの宿いわき(いわき市)
  TEL 0246(39)2670
・内容
  Ⅰ..問題提起石丸小四郎
    ・東電福島第一原発と過去・現在・未来
  Ⅱ.写真展及び情報類展示
  Ⅲ.討論それぞれの思い出、何をめざし運動に参加したのか!
  Ⅳ.うたごえ指導 小島力

 18 時00 分夕食交流
 26日朝食後解散

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脱原発情報 199号 PDF版はこちらから


 




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