
最近、配管の詰まりの清掃工事の依頼が続いています。同じ内容の工事が続くのは、意外とあるあるなんですが、季節的な要因でもない詰まりの問い合わせは、不思議なものです。

完全に詰まっているわけではありませんが、1度水が溢れそうになって、時間差で引いていく、明らかに普通ではない流れ方です。男子便器の詰まりで良く考えられるのは、尿石の溜まりです。


少しずつですが、付着物が浮いてきました。


尿石の固まりがわんさか出てきます。


いまだに、毎日毎日、経験の積み重ねですね。
今回のご依頼は、工場の男子便器。

完全に詰まっているわけではありませんが、1度水が溢れそうになって、時間差で引いていく、明らかに普通ではない流れ方です。男子便器の詰まりで良く考えられるのは、尿石の溜まりです。
尿石は、尿に溶けているカルシウムイオンが濃縮および炭酸などと反応、カルシウム化合物として便器および配管の内部に付着・沈積したものです。
まずは、尿石を溶かす薬剤を投入です。

1度流し込んだら、15分ほど待ちます。

少しずつですが、付着物が浮いてきました。

手前の点検口も明けて待ち構えます。
固形物が流れた時に、一気に吸いだします。

尿石の固まりがわんさか出てきます。
これが、3セット、かなりの量の尿石が取れました。
これが、今回の詰まりの原因でしたが、実はこの男子便器を設置して、まだ2年くらいです。話を聞くと、1日の使用量は100回くらいだと言うことでした。家庭用とは違い、パブリックは気を付けないといけないところだとも思いました。2年でこんなにもたまってしまうのは、さすがに対策を考えなくてはいけません。

この男子便器には、センサー付きの自動水栓を付けましたが、最初の設定では、前流しがオフになっているのを、オンにして様子をみてもらうことになりました。これで、少しは解消できたらと思います。

いまだに、毎日毎日、経験の積み重ねですね。
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