
何かの気配を感じて、ふっと森のほうを見ると
風もないのに、たくさんの枯れ葉が、一気に散り落ちてくる
ひとつの木ではなく、同じ種類の近くにある木が一斉に・・・
今日は2度ほど別の森で、この散り落ちる枯れ葉、これに出会いました
どちらもほんのひと時、数秒の間だけなんですけど
それは幻想的で、心を打たれますよ

この森に住む動物たちは、なんとなくのほほんとしてる
MTBといきなり出会ってしまった雉はあわてて、奇声を上げて飛び立つが
食べ物を探して、うろうろしてる狸や、イタチ
こっちを見ながら余裕綽々
どうせ追いつかないって思ってるんだろうな
野うさぎや、野鼠も
そうそう、今年の夏は、リスの後姿も・・・
こんもりとした、この森は、ふくろうの森と呼んでいます
もう18年前くらいになるかな?
この森の中に、トレールを作るために、毎日草刈や、土木に来てました
うっそうとして、静かで
もともと神社の森だったので、森の中は空気が固まったように動かない
じっとして耳を澄ましても、何も聞こえない、音のない世界
そんな中に、羽を広げると1mくらいありそうな(大きく見えただけ?)ふくろうが、一瞬だけバサバサッと飛び立って、音もなく森の上のほうを旋回して飛び去っていく・・・
そんな主が住んでいたんです
一人なので、毎回パンチという、グレートピレネー犬と一緒でした
今思えば、パンチがいなかったら、森の中は怖かっただろうな!w
今はこのふくろうの森が、マウンテンバイクコースのメインコースのひとつ
オオタカは餌を捕りに、たまに来るけど、ふくろうは見かけなくなったかな?

たけのこのシーズンには、なぜか県外ナンバーが、勝手に入り込んで盗掘していく
そんな竹林
ここ数年は特に、広がってきている
コースになっている場所に生えると、まだ小さい柔らかいうちに蹴っ飛ばしてしまうので、ちゃんと道になっている
あとは掃き掃除して、葉っぱをどかすだけ
緑のブラインドをすり抜けて、グリーンの光のカーテン とてもきれいです

もともとはほったらかしの森
平らな原っぱは、夏の間に2~3mくらいの高さの草に覆われる
枯れた草が火事の原因にならないように、11月には草刈をしてくれます
これがレースが出来る場所になる
こんな森だから、木は脆く、年に何本も、枯れて倒れてくる
そしてこんな風に、きのこがいっぱい生えます
毎年ある時期になると、お年寄りのご夫婦が、食べられるきのこを採りに来る
自分でも確実に食べられそうな、平茸類はわかるのですが、この二人のために自分では採りません
ちょっと怖いしw

キッズクラスのための新ルートを見つけて、藪や落ち葉をどけていたら
まだバッタが一匹草の中から出てきました
霜が降りる時期でも、ほったらかしの藪が多い、森の中は暖かく、
生き物たちには住みやすい場所なんですね

そしてキッズ用の新ルート
初めて森の中にコースを作ります
20名もいないキッズクラスだけど、今年は冒険的なチャレンジセクション作りました
まあ、走ることで一生懸命だから、あたりを見る余裕はないだろうけど、一人で森の中に取り残されたら、小さい子はちょっと心細いかもw

雨が多かったり
そのあとに晴れる日が少なかったり、気温が低かったり
なかなかドライというわけにはなりませんが、これ以上酷くなることも少ない場所なのが救いです
当日は水場がないので、皆さん工夫して、帰りには泥を落としてくださいね
そういえば、コースの中の水路で洗ってる方もいましたね
足場作っておこうかな
水は多めです
くい打ちは70%終了
今週中に森の中の掃き掃除や、簡単なコーステープ張りは出来そうです
毎日福田の森
なかなか楽しいです
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