はなねこ山 Ⅱ

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秋の田んぼと周辺の花(2)     2020.09.29&10.03

2020-10-07 | 里山と谷戸

 

前回 訪れてから 2週間が経ち

田んぼは、稲刈りに備えて(?) 水が抜かれていました。

そんなところに咲いていたのは

やはり 小さな花です。

 

 

 アブノメ 《虻の目 / オオバコ科》

小さな丸い実を アブの目に見立てたもの。

全草は茎だけが目立ちます。

花は 4~5ミリ  花弁に条のない花もありました

 

 

 キカシグサ 《ミソハギ科》和名の語源は 不明

花は 直径約 2ミリ 白い点に見えるのが花弁

 

 

田んぼの雑草といわれるものは、草丈が小さいものが多く

お花はさらに小さくて、私の目では よく見えないし

 

特に 田んぼの中に生えているものは、撮るのも とってもタイヘン

でも、拡大してみれば、こんなに可愛らしい。

 

 

 キクモ 《菊藻 / オオバコ科》

浅い沼や池などの水中に生える。

以前 群生していた場所では、数が減ってしまいました。

 

 

 アゼナ 《畔菜 / アゼトウガラシ科》

葉は卵円形または楕円形で全縁。柄はない。

花は終わっていました。

 

 

 タケトアゼナ 《タケト畔菜 / アゼトウガラシ科》

雄しべ4本のうち、下の2本は仮雄しべ

アメリカアゼナの 1タイプで、葉には鋸歯があり 柄はない。

(アメリカアゼナの葉は、卵状長楕円形で短い柄がある)

 

 

 アイナエ 《マチン科》

日当たりのよい 原野の湿地に生える。

花冠は 直径 約2.5ミリ

 

 

 コシロネ 《小白根 / シソ科》

別名 サルダヒコ・イヌシロネ

 

 

 ヒメジソ 《姫紫蘇 / シソ科》

下側の雄しべは 飾り雄しべだそうですが

観察できていません。

 

 

他には、コナギ、アキノウナギツカミ、ヤノネグサ、イヌタデなど

 

秋の田んぼと周辺の花(1)は コチラから →

 

 

 ++++++++++++++++++++++++++++

 

 

前回 小さな蕾が見えていた ヒメミカンソウは

 

そろそろ花が咲いて、うまくすれば実が見られるかも

そう期待して 出かけていったのに

 

なんと・・・ 草刈りされて 跡形もなくなっていました。

来年に期待しましょう。

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見たことあります (やく)
2020-10-08 16:40:11
わがフィールドは田んぼなので、これらは見たことあります。
可愛い花なのに、つい面倒なので名前を調べずにいたものが次々と。
ありがとうございます
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やくさん♪ (はなねこ)
2020-10-08 19:51:02
やくさんのフィールドは田んぼでしたか。
田んぼの雑草といわれるような植物も、可愛い花を咲かせますね。
小さすぎて、撮るのは苦労しますけど・・・。
以前から見たり撮ったりはしていたのですが
谷戸も年々変化してしまうので、一度きちんと見ておこうと思いました。
こちらこそ、見てくださってありがとうございます。
返信する
キクモ (れんげ)
2020-10-08 20:36:03
はなねこさん
こんばんわ。
慌ただしくしてるとつい見逃してしまって!
ここにくれば、だいたい里の花が解るのよね。
いつも、ありがとう。
何でもよくご存じで感心してしまいます。
キクモ、初めて見つけて、名前を知りたかったの。
「うたかた花詩」さんに教えて頂きました。
ハナネコさんの所にもあったなんて!!
なんて不思議!!

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れんげさん♪ (はなねこ)
2020-10-08 20:47:46
こんばんは~!
あらら、たった今、れんげさんのところにカキコしてきたところでした。
二日ほど忙しくしていて、れんげさんの記事もスマホでささっと見てたので
キクモにコメントしなくてゴメンナサイね。
「うたかた花詩」さんのところに私もお邪魔してきました。
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