三つ並んだ クモの卵嚢
付いているのは ジュズダマの葉です。
すぐ近くの葉には、卵嚢を見守る オオトリノフンダマシの♀
大きさは 1cm ほどもあり
まるッとした逆三角形は カマキリの頭のよう
縄文の土偶の顔にも 似たような感じのがあったかな~
おかあさん蜘蛛は 昼間は葉裏でじっとしていて
夜に網を張るそうです。
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近くの イネは、収穫まで あと少しかかりそう。
イネといえば 定番のハネナガイナゴ
ショウリョウバッタの翅の質感や 枯れ色の肢は 自然に溶け込んでいるけれど
10cmほどと大きいので 案外見つかりやすいかも・・
ツチイナゴの可愛らしい幼虫
↓ これは少し大きくなってる
こちらも定番の シオカラトンボ
クルマバッタモドキ
そして
ジュズダマには、お約束の クロコノマチョウ幼虫
もともとが南方系のクロコノマチョウは、近年 とても増えていて
前日には、別の場所で 幼虫を20匹まで数えたところでやめました。
出会えて嬉しかった ウラギンシジミ幼虫
ツノがあるのは おしり側です。
他に、ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ、イチモンジセセリ
ジャコウアゲハ(卵も)、フクラスズメ幼虫、ツチイナゴ成虫 など。
日中はまだまだ暑いけれど
秋の気配が漂う谷戸周辺では、虫たちが元気です。
土偶は宇宙人なんて話があったけど、
こういう虫説の方がありそうですね。
で、虫の擬態を見た時、どう感じてたんでしょ。
え~っと、「鳥の糞騙し」という蜘蛛と、「大鳥の糞騙し」という種類の蜘蛛がいて
大きさと色が違うみたいなので、次は「オオ」が付かない方に出会いたいです。
土偶は虫説、面白いです。
縄文人も興味深く感じてたのかしら。。 聞いてみたいですね。
他の強いものに擬態して生き残る戦略は何処から学んだんでしょうね?
いつ どのようにして学んだんでしょうね。
おそらくは長い年月を経て・・ということなのでしょうが、さすがの生き残り戦略ですよね。
未だに 小さな虫たちや動けない植物たちに驚かされてばかりで
それを知ることがまた楽しいです。
うらやまし
私は先週クズの花をいくつもしげしげ眺めてみたけれど、だめでした。
それで、お尻の周りをツンツンしてみましたか?
線香花火みたいなブラシを見られましたか?
クズの花はあちこちで見かけるのに、ウラギンシジミの幼虫は簡単には見つからないですね。
我が家からほど近い場所ではタイミング悪くて、花の時期なのに草刈りされてしまいました。
この幼虫は、残念ながら見つけてもらったものなんです。
なので線香花火もナシ
自力で見つけたら、そのときはツンツンしてみますね。