はなねこ山 Ⅱ

山歩き里歩きと 野の花山の花

スミレが大好き ♪ 蝶や虫も
 
   

多摩森林科学園     2022.02.03

2022-02-08 | 花と実、自然

 

観察会で、多摩森林科学園(八王子市)を歩きました。

(いつものように、ジャンルは問わず 気になったものを載せています。)

 

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散策路に オオモクゲンジの割れた実が落ちていました。

見上げれば、高い梢には まだ あんなに多くの実が残っています。(トップの画像)

 

探してみると、割れずに落ちた実もありました。

蒴果は4センチほどの袋状。熟すと 3裂します。

種子は直径7~8ミリで黒色。

 

先端がとがっているという モクゲンジの実は

樹名板の近くをざっと見まわしてみたものの、わかりませんでした。

 

 

コウヨウザン(広葉杉)の球果も落ちていました。

直径3~4センチの 大きめの スギボックリです。

 

 

他に

ストローブマツとテーダマツの球果、ヒマラヤスギは球果の上部

ウダイカンバの円柱形の実

それぞれの 翼のついた種を、取り出して観察。

 

 

 

キジョランの実が弾けていて               

2月まで残っていることにびっくりでした。        

 

 

 

アスナロの葉(鱗片)は ヒノキに比べて 厚く大きく

葉裏の白い気孔帯が くっきりと。

里山では なかなか お目にかかれません。

 

 

 

襟を立てたような  ホオノキの冬芽(左) と 

チアリーダーに見える アブラチャンの冬芽(右)

 

森林科学園の入り口近くにある ハナノキの冬芽。

遠くて葉痕ははっきり見えません。

 

お花が咲く春が 楽しみです。

 

 

 

初めて見た キボシアシナガバチの巣(の残骸)は

サナギ室が黄緑色になるのが特徴で

街中には少なく、雑木林などで見ることが多いそうです。

 

生き物系は 他に、アサギマダラの幼虫と クワエダシャクの幼虫

 

 

お花は

ミヤマウグイスカグラ、カワヅザクラ、ロウバイ

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2022-02-08 17:49:52
森林科学園は真冬でも見るものがたくさんありますね。
返信する
多摩NTの住人さん♪ (はなねこ)
2022-02-08 20:21:41
こんばんは。
そうですね。真冬でも、興味さえあれば 見るものはたくさんありますね。
いろんなものを面白いと思える知識が もっと欲しいです。
返信する
Unknown (徒然写真帳管理人)
2022-02-08 21:24:37
 学生の時に森林科学園に行きました。
 なることはできなかったのですが、学生時代に学芸員を目指していた頃を思いました。
 また訪れてみたい場所です。
返信する
徒然写真帳管理人さん♪ (はなねこ)
2022-02-09 16:28:58
こんにちは。
ここも行かれたことがあったんですね。
樹木にお詳しいことは承知していましたが、やはり専門だったんですね。
ここでは普段目にすることのない樹木が見られて嬉しいです。
返信する

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