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カレイドスコープナイト 5-3-72

2019-09-15 18:09:16 | 本と雑誌

 作業所での仕事は予想をはるかに上回るひどいものだったが、2日、3日と作業所に行くうちに悪臭と恐怖にも徐々に慣れてきた。 当時のバアルは子供であるがゆえに大人よりも環境に適応する能力を持っていた。 決して悪臭と恐怖が気にならなくなってきたわけではないのだが、徐々に耐えられるようになってきたのである。 母が職場に戻れる頃にはトログロダイトの体液を採取する作業をそれなりにこなせるようになっていた。 そして家計と作業所の労働者不足を助けるためバアルは作業所で働くことになったのである。

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