華灯り

わくわくフィンランド day 2 12/5〜12/6

日本に戻ったのが12/9で
関空のホテル日航にまた一晩泊まり、
12/10に新潟に戻りました!

 day 2の話に移る前に…

このgooブログでは、既存の占舘(占室輪やtashu)のご依頼人様ではない方々も
読んでくださっており、特に海外旅行記で
旅の参考にしてくださる方々もいらっしゃり、有難いことだと思っています。

どうしても海外の旅は(現在の社会情勢だと国内旅行でも)大きなお金が動くので、
何だコイツ楽しやがって生きてやがる的な
見方をする人もいます。

まず、夫(多嘉良。通称ターチン)は
投資の会社の経営者ではあるものの
私は多嘉良には基本、お金面で頼らない
スタンスでいます。

夫におんぶに抱っこで、何もせずにいて
男と別れたら何も残らないっていう人種
ではないです。

専業主婦が悪いわけではなく、
自分の生きる道として極めている女性も
います。
それは、その人の実力で
夫を支えている人です。

こうしたSNSで発信する以上、
どうしても自慢・自己満に
他者からは時に映り、
書いている側からは
その辺り、どうにも出来ない種類の
表現になることもありますが、
なるべく冷静に観察したことや
思考したこと、感じたことを
記して行くので
鼻につかないと思って頂ければ
心底、幸いです。


私は海外に長く興味があり
日本に違和感もあり、
そしてまた癌や心臓移植からの生還で
旅行が出来るようになり、
喜びも抑えられなくて
楽しく書いており
その様子から
単純に見ててムカつく場合も
あると思います。
特に、今、幸福ではないと感じている人によっては…

海外は好きですが、単なる海外かぶれ
は、好きではありません。
生まれ育った国ではない場所で
生きようとしたら、苦痛なことの連続だと
思います。

海外に出ることの
自慢、マウントは愚かな行為です。
本当に鬱陶しい。
自分がされたので、
そのように受け取られたくない。

日本から出て他国で生きている人々には
普通のこと。日常。
そして旅行は旅行。ただの旅行。

長くなって、申し訳ない。
では、12/5〜12/6の話です。

---*--- 


ほぼビールを
休憩として飲んでいた気がする。
クセがなくて
美味しいし、ビールじゃ酔わないから
大丈夫!

日本酒を保安検査で引っかからない量、持って行ったのだけど
結局飲まなかった。
ビールが美味しい。

フィンランドでは
21時以降、アルコールが買えないって。
びっくり。
2.8%以下ならOK。

21時には
ショーケースに鍵が付いてしまう。
レジも、
お酒のバーコードを
読み取らないそう。

Alkoというお酒屋さんや
バーやレストランではお酒OK。
ただし、お高い。
ワインが1杯10ユーロくらい、
カクテル1杯15ユーロ前後。
出発前、1ユーロ160円くらいだった。


そんなわけで、
日本から持って行ったポテチ。

そして、空港内のスーパーで
ビールを買う。



ハートの夕暮れ。




ホテル内。
エグゼクティブラウンジを
利用できるプランだったのに、
ラウンジに入ったのは3日目の夜。

ホテルの中は、とても暖かい。
暑いくらい。
廊下も、あったかい。

お部屋も暖かくて、
トイレとバスルームの全面の床
(テラコッタタイル)が
床暖房になっていたのは
素晴らしい知恵だった。

日本なら、普通に贅沢だけど
体が冷えないようにと
気を配ってくれている場所
なのだと思う。

以前、心臓が悪い時に温度差で入浴が
危険なため、自宅の脱衣所を
床暖房に改良して
浴室暖房を付けていたのだけど、
ガス代がもったいないので
最近は使っていない。

こちらはキッズルーム!
童心に帰り、遊びたかったな。
トントゥ(フィンランドの座敷童子さん・
ミニサンタさん)が、あちこちに。

5日の夕食は
ヘルシンキ中央駅付近まで
出かけた。



街の中は、
寒いと言えば寒いけど
ヒートテックをインナーにして
ニットを着てコートを着て、
めちゃくちゃ厚いタイツを履き
パンツ(ズボン)を履いて
マフラーや手袋をしていると
あったかくなる。

娘や多嘉良は、
わりと暑がっていた。

目についたお店で、
店員さん2人に
「日本人なの?」(英語)
「コンニチハ!」(カタコト日本語)
と話しかけられた。

フレンドリー。
そして、男女共に美しい。

アルコールなのだけど、
飲みやすい。

駅構内。

唯一、駅前で
ホームレスのかたを
見かけた。

大きな歩道の真ん中に
座り込んでいる。
寒いだろうに……

通りすがりの人が
温かい飲み物を差し入れしていて、
私も携帯用のお菓子
(カロリーメイトみたいなやつ)を
持っていたので、
渡そうか考えた。

多嘉良に止められた。
キリがないし、
その人の今後を支えられるわけじゃない
のだし、自立する機会を奪うから
と。
日本人が金品をくれると
思い込ませてしまい、
他の旅行者の迷惑にもなるって。

街に行けば
誰かに食べ物や小銭を貰える
という考えになり、
その人は働けるのに
働かないようになる。

「そもそも歩道を
堂々と塞ぐ精神の奴が
まともだと思うか?」
と多嘉良。
すっごく冷たい視線をしてる。
怖い程、冷ややかな表情。

まあ、多嘉良は
カトリックの教理を教え込まれていた
子供時代、隣人愛で
イタリアだったかどこかで
持っていた硬貨を
ジプシーと呼ばれる人に渡したら、
数人に取り囲まれて
全て持っていたお金を失った経験がある。

お父さんやお母さんも、
チビ多嘉良の判断に任せて
見守っていたらしいから
その経緯から何を得るか、
どんな思考や価値観になるかも
任せていたことになる。

隣人愛とは、無闇に無責任に
何かを「与える」ことじゃない。

その点、多嘉良やお父さん・お母さんは
私がネグレクト状態で暮らしていた中高生時期に、家に入れてご飯をくれて
ほぼ住まわせてくれたわけだから
完全に面倒を見てくれる覚悟だったのだ
と、わかっている。

昔は、いたたまれなくて
逃げ出してしまったけれど。
恩を仇で返して、今では
思い出す度に泣きそうになる
というか、よく思い出して
泣いてる。

ひたすら誠実な多嘉良を
置いて行ったなんて…
お父さんとお母さんにも、
どうお詫びしたら良いのか
いまだにわからない。


結局
私は、その人に
食べ物を渡さないことにした。


夜中、ホテルで眠っていたら
フィンランドに来てまで
霊と遭遇。

私がベビーベッドで寝ていたため、
赤ちゃんと勘違いした老婆の霊が
フィンランド語で
何やら話しかけて来て
方向的に
こっちを見ているようにして、
あやして来ている…。

金縛りはナシ。
悪い感じでは全くない。
逆に、好意的だった。

朝食が
ホテル内のレストランにて
ビュッフェだった。

滞在中、毎回食べられる上に
サービスが充実していて、
至れり尽せり。
やっぱりサーモンが
1番美味しい。

やや、しょっぱいパンケーキも
パンケーキのみで
食べられるくらい
好きな味。

「君は日本人だから
グリーンティーが良いかな?」
と言って、毎日お茶を淹れてくださった
ウェイターのかたが
細やかで、食事中お世話になった。

スタッフの方々は、
気配りが凄くて
お客さんの様子を
よく見ていてくださる。
何かと、
すぐに話しかけてくださる。

オートミール。
私はアッサリした物が好きだ。



本当はマナー的に良くないけど、
ナプキンで折り紙。

娘と作った。



私は百合の花を
作った。


本来は、ナプキンを
軽く適当に畳むくらいが
マナーとしては正解。
あんまりキッチリ畳むと
〝サービスに満足していません〟
という意味に。

「これはペーパークラフト、
日本の文化で
ちょっとしたお礼です」
と言って3日間、折って
スタッフさんへ
プレゼントしていた。

12/6はフィンランドの独立記念日。
ちょうど、その日の夜に
式典を大聖堂で見ることが出来た。

昼間はヴァンター空港内を散策。



スウェーデン車であるVOLVOを
かなり見かけた。
やっぱり雪道に強いよな。
新潟も雪国だから、我が家も同じく
活用している。

ちなみに家の車の名前は
〝チョコボル〟君。
チョコレート色のボルボだから。
人格があるくらいに思っていて、
車に話しかけている。

余談で
ミー(元夫。現在は友達)が今、
ホワイトのボルボ君
(多嘉良から名義を譲られた車)
乗っており、
そっちの名前が
〝ホワチョコボル〟君。
というふうに、娘と名づけて
可愛がっている。


雪は、少しだけあった。

鉄道での移動も
景色を見ることが出来て
楽しい。

大聖堂までは、
ちょっと歩いた。


クリスマスツリーがあちこちに。

建物が可愛い…
古風でおしゃれ。

大聖堂。
階段は急勾配。
以前だと、
絶対に上れなかった。

近くで見ると迫力。

「俺の城」感を出すターチン。

階段を上り、
クリスマスマーケットを眺める。





独立記念の式典。
献金も出来た。











式典も聖堂も荘厳で、
多嘉良が
「生まれて来て良かった。
お前とコー(娘)と
この光景を見ることが出来て
嬉しい」というようなことを
繰り返し言うので
胸がドクドクするような感動が
湧き上がって来て、
我慢できず人前で
泣いてしまった。

1人1ユーロで
献灯が出来る。
5ユーロを入れて、
ミサの後に
灯した。

灯しながら、
崇敬、お祝いの喜びを示して祈る。
それから世の中の闇が払われ、
誰もが救われるようにと
祈る。

祈りつつ泣く。
外国人なのに
アンタ何でそんな感動してるわけ?
という顔で何人かに
見られたが、気にしない。

日本と違うのは、
まじまじと見つめて来たり
目が合うと微笑んでくれたり、
全然目を逸らさないで
話してくれるところ。
すっごく大事だと思うし、
とても嬉しい。好き。


多嘉良。
寒くないらしく、
手袋を外している。

娘とターチン。


おっきなツリー。


クリスマスマーケットへ!

魔女のお店を
3箇所見つけた。
(許可あり写真)

だんだん、足先が
冷たくなっていく。

犬帽子のターチン。
眠そうな目が、まさに犬。
グロッギ(スパイス入りワイン)を
飲んでいるところ。

グロギとも言う。
スウェーデンでは、
グロッグと呼ぶもの。


下から見ても
凄い。

見知らぬ人々に混じって
休む。

「美味しい?」
「どっから来たの?」
と話しかけてくれた。

ワインは吐いてから
苦手なんだが、
せっかくなので
ちょっと飲む。

お腹が温まるが……
ここでは熱燗が欲しかった。

クリスマスマーケットの
各店の位置。





デッカい介護犬さん。
私より賢いだろう。


シナモンロールの
ジャム入りのやつ。
ホカホカで美味しい。
だいたい450円くらい。
これはホテルに戻ってからの
写真。

クリスマスマーケットでは、
高価なものは少なく
高くても5000円くらい。

でも、このケープ(ポンチョ)は
アルパカさんの毛刈りの時に
一から毛糸を紡いで手織りしていて、
26000円〜40000円という価格。

魔女さんが販売していて、
強く惹かれて迷っていたら
多嘉良がプレゼントしてくれた。


娘が着けたところ。
マフラーになったり
ショールになったりする。

お店内で、これでも
安価なほうを選んだ。
というか、色が好みだった。
ターチンにも
被せてみた。

暖かすぎるくらい暖かい。

ペンジュラム。
1本2500円くらい。
これまた、別の魔女さんのお店で
娘と共に購入。


帰り道。

街の中が
いちいち渋い…。


さらさらの雪に
3人の手型。


神聖な空気。



看板も可愛い。

そう言えば、
マスクしている人は
いなかった。

やや外気が冷たく、
吸うと少し肺が痛くなるため
マスクをしていた。
つまり、日本よりは
かなり寒いということ。
でも、夜で-8℃くらい
だったと思う。

これはデパートの中。
日本でいうイセタン的な。



娘。リラックスして
1人で歩いて行く。

多嘉良。
てくてく。

クリスマスマーケットで買った
ピザ。
ベンチに座って
娘と食べた。
約700円くらいだった気がする。

雪で眩しいので、
グラサンターチン。
裸眼だと視力が微妙なため、
コンタクトもしている。

多嘉良は
背の高いヨーロッパの人々の中だと
平均くらい。

北欧は2mを超える人も
ザラにいるので。

眠そう。

でも、
時々ニコニコしている。
私があっちゃこっちゃ見て
ニッカニッカと笑っているため、
つられて笑顔。



壁画。

娘、大人っぽくなった。

空港から
ホテルへ。


マーケットで
あれこれ食べたので、
ホテルに戻ってから
適当にパンやサラダなどを食べた。

カフェに入ると、7〜8千円だし
多嘉良は特に満腹になるわけでもない。

レストランだと2万円くらいは
簡単に飛んで行く。
やはり物価は高く感じる。
スイスだと、もっともっと
跳ね上がるね。

ペンジュラムを着けた
占い師のコーさん。














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