まず動いてみる
少しずつ空間が増えて
子どもの頃の懐かしい家が 顔を出し始め
ようやく おもしろくなって
達成感を楽しめるように
気が重くて なかなか取り掛かれなかった
親の家のかたつけは
過去の思い出と向き合うことばかりです
亡くなった母のものを見るのは辛い
施設にいる父が 残していったものは
言い知れぬ罪悪感をよみがえらせます
よい娘になろうとすると
気持ちがざわざわして
いらいらと怒りっぽくなります
押さえていた感情と向き合います
そして認めます