停電時の交差点

ダラスでは、このところ風の強い日が続いています
学校やら何やらで外出せざるを得ず、車が強風で飛ばされないようにハンドルを握り締めているせいか、腕がやや筋肉痛になっている私です。

昨日、外出した帰りに、切らしてしまった生活雑貨を買うためにスーパーに立ち寄ることにしました。
ところが、スーパーの入っているモール近くまで行くと、交差点周辺でやや渋滞になっていました。ふと見ると、信号が点いていません　信号機の故障は時々あることですが、そこの交差点は左折専用レーンもあるので全車線が３～４もある大きな交差点なので、さすがに上手く進めるかどうかちょっと心配になりました。でも、ここがアメリカ（ダラス？）のすごいところで、大きなトラブル無く各方向１台ずつ順に進んでいくのです。日本なら、間違いなく警察官の登場といったところですが、ここでは警察官の影すら見当たりません。

何故、トラブル無く通行できるのか？ですが、アメリカ人はこういう状況に慣れているのだと思います。信号機の故障に、ではありませんよ。町中を走っていると信号の無い交差点がたくさんあります。（大概は車の通りの少ないところですが。）そういうところには“STOP”サインがあり、どの車もしっかり一時停止しています。これは日本でも同じですよね。日本と少し違うのは、交差する道の全方向（４箇所）に“STOP”サインがあるところが多いのです。そこでは各方向１台ずつ順番に！というのがルールになっています。こういった経験から、信号が点いていなくてもスムーズに車が動いていくのではないかと思います。車間距離の短さやウィンカー無しの車線変更といった運転マナーの悪さばかりが目に付くアメリカですが、この交差点マナーだけは素晴らしいと思っています。


さて、この信号機無点灯の原因は停電でした。
スーパー近くの信号は全滅。
肝心のスーパーも停電していて、レジが使用不能で買い物が出来ず、早々に退散したのでした。
せっかく行ったのにな～