枇杷熟れて古き五月のあしたかな
加藤楸邨
枇杷がなりました
鈴なりになりました
それも公道に近いところに
誰の持ち物かわからないところに
気が気ではなかったのですが
やっとここまできました
甘みはまだまだ・・・・・
もう少し我慢しなくてはなりません
冬の間花ともつかない地味な形だったのに
豊な香りにみずみずしい美味しさを潜ませていたのですね
考えただけぞくぞくします
台風が来て木が傾いてしまいました
今年限りの枇杷の実になりそうです
三 坪 の 庭
むすめに与ふ
倖せ何とひと問はゞ
むすめはなにと答ふらん
珠になれとはいのらねど
あくたとなるな町なかの
よしや三坪の庭とても
たのしみもてば草々に
人生植えるものは多かり
昭和三六年夏 或る雨の夜 軽井沢にて
青梅の吉川記念館でこの書を初めて見て
父親としての愛情の深さに感激しました。
葡萄の木二本と柿の木のある庭を父から遺されたとき、
ちょっと油断すると草はすぐ１メートル以上になり、
取るのに難儀し、葡萄はつるが棚から伸びて地についていました。
どしたものか迷う間もなく、この畑を生かそうと
日曜日には畑仕事をしてきました。
とれたての野菜はとても美味しいです。
土のにおいのする、熟す直前がどんなに美味しいか
野菜作りや果物作りをして初めて知りました。
沢山の楽しみをありがとう
本当の味を知ることができて父や母に感謝しています。
今日は母の命日です。
茄子の花 ブルーべりーが初めてなりました
葡萄も健在です
無花果1本の木に次から次になります。１週間冷蔵庫で
貯蔵すると甘みがのった美味しい無花果に変身です
送り火を昨夜しました。来年また。
これはなんでしょう？
足のひずめかしら
イネ科の植物です。一枚一枚皮をはがしてみると１２枚以上ありました
はちくといいます。
春先の筍と違ってあくをぬかないままスグ煮て食べます。
とても良いお味でした
わずかですがさつま芋がなりました
根を抜くと根の周りから落花生の実がつながってきます
へその緒のようです
百目柿を残して今年の収穫がすべて終わりました
また来年がんばろう
近くの県立文学館で飯田龍太展が１１月２４日までやっていると聞いて
さっそく行ってきました
青空と山々を背にして重厚な建物でした
隣には県立美術館もあります
木々も秋の装いを始めていました
農作業の合間に素敵な時間をもらいました
隣の柿畑 成らせ過ぎの我が家の柿畑
１本の枝に一つの柿と教わったのですが成りすぎて枝が
しなっています
葡萄もとうとうべりーＡの色がつきませんでした
１０月まで木にならせていたのですが、
本来の黒葡萄が青や薄紫で終わりました
甘味は変わらないのですが夜間の温度が
下がらなかったせいではと言われました
葉の病気でしょうか？
葉がびろうど色に紅葉し、初冬まで楽しめるのに
夏の盛りから枯れ葉を落としていました
葡萄畑の下を枯れ葉が厚く覆っています
おわかりになったら、どうしたらよいか教えてください
うれしいたよりをいただきました
植原葡萄研究所にメールをしたところ
丁寧なお返事をいただきました
来年必ず消毒してみます
ありがとうございました 11.3
葉の裏に巣を作る「葉もぐりダニ」の被害です。
休眠期防除（３月下旬発芽前）の石灰硫黄合剤を必ず散布して下さい。
