下野新聞に
大田原・芭蕉の里全国俳句大会
当日投句、最多の292 という記事
【大田原】
第27回黒羽芭蕉の里全国俳句大会(実行委員会など主催)が26日、
黒羽向町のホテル花月で開催され、約320人が参加した。
事前募集の「自由題の部」と当日投句する「席題の部」の2部門で競い、
席題の部には過去最多の292句が投句されるなど盛況だった。
席題は「蛍」「青葉」「光」の3題。
参加者は2時間以内に一句ひねり、会場の投句箱に投じた。
黒田杏子さん(「藍生」主催)ら5人の選者が選考した結果、
県知事賞は菅野れいさん(川崎市)の
「蛍狩亡母(はは)のざうりを履きて行く」、
下野新聞社賞は阿部晴江(宇都宮市)の
「神の田に水ゆきわたり蛍の夜」が選ばれた。
自由題の部に全国702人から2427句の応募があり、
県知事賞には沼尾喜子さん(鹿沼市)の
「野火たける田中正造生誕地」が輝いた。