忙中閑あり

日々のこと、ぽつぽつと綴っていきます‥

【俳句】端午の節句・鯉のぼり

2016-05-05 | 日記

木曜日は 『 プレバト 』 の日! 

いつき組の云うところの  プレバト ナイト

Oh yeah ~  

 は

 「 端午の節句・鯉のぼり 」

‥さて 、早速 ‥

 

第5位 見上げる子たち口のあき方鯉のぼり (20点)

      鯉のぼりみたいな口で子ら見上ぐ

     7・7・5

     字がどうしても余る時に上五で余らせる

     ここはちゃんと押さえているが、

     そこを押さえたことが 何ら効果を及ぼしていない

     ルールを知っていたからといって どうって事はない句

     全体が散文の叙述

     「見上げる子たち」「口の空き方はまるで」「鯉のぼりみたい

     調べ、詩が ほとんどない

     誌の欠片をひと欠片入れる

     「鯉のぼりみたいな」 「口のあき方」 「見上ぐげるたち

     小さな詩の欠片は少しは入った感じ

 

第4位 蒼穹へ競いて跳ねる幟かな (55点)

      蒼穹へ競いはためく幟かな

      【蒼穹】 青空のこと

     「跳ねる」とあるので「(鯉)のぼり」かな、と思う

     「鯉幟かな

     「幟」にしたかったら 「競いはためく

 

第3位 朝戸風隣家の幟雲揺らす (63点)

      朝戸風雲揺る隣家の鯉幟

     「朝戸風」風の名前を自分で調べて

     その言葉を「キレイだな」と思って俳句に使いたいと思う

     ここがとても大事な表現行為

     「朝の戸の風」 響きもキレイ

     「雲揺らす」 雲の表情を描写したあたりもいい

     問題点が1か所だけ

     「幟」も「鯉のぼり」も どちらも季語

     「鯉のぼり」は鯉が泳いでる、「幟」は旗がはためいている

     描きたいのは「鯉のぼり」のほう

     真ん中の7音が8音になってしまうけど、自分の描きたい光景に寄せていく

     「朝戸風」「雲揺らす」「隣家の鯉幟」

       読み手に誤解されない表現を

           「幟」も「鯉のぼり」も端午の節句を表す季語

           鯉のぼりを詠みたいのなら明確に「鯉幟」としなければ

           写真を見ていない人は全然違う光景を思い浮かべてしまう

 

第2位 雲がゆく又雲がすぎ鯉のぼり (73点)

      雲がゆき又雲がすぎ鯉のぼり

     5月の雲が生き生きと表現されている所が上手い

     読んだ時に気持ちいい

     俳句をカットの切れ目という形で考えた時に

     悩ましいところが1点だけ

     「雲がゆ」 雲がゆ /又雲がすぎ鯉のぼり

     全部がゆっくりと流れながら 最後の鯉のぼりに焦点が当たっていく

     こういう形にしたほうが この俳句にとっては良い

     1カットのシーンでスーッと動いていって 最後に鯉のぼりに焦点が当たる     

     上手いです

       必要ゆったりとした句は1カットの映像で

           「雲がゆく」のように 俳句を途中で区切ると

           そこから映像のカットを切りかえる効果があるが

           この句の場合は、1カットの映像をゆったりと描くのが正解

     

 

第1位 青く濃きさつきの空に舞う大魚 (75点)

      青く濃きさつきの空を舞う大魚

     「さつき」 ひらがなで書いた配慮も本当に良い

     時候の季語 「さつき」自体は映像を持っていない

     「さつきの空」 5月の明るい空は見えてくる

     「さつき(季語)」+「大魚」 → 「鯉のぼり」

     根本的に表現しようとしているレベルが違う

     惜しいところがちょっとだけある

     動詞「に」は 単純な場所を示す

     「さつきの空」 大魚に動きが出てくる

     空を動いていく、 経過していく空間を表現

     「舞う大魚」 結構みんなが使う表現、ちょっと手垢が付いた感じがする

     「舞う行く大魚」   大魚は「舞う」なんて踊っている場合ではない

     ガーッ!!!と進む感じ   特待生クラスの句になる

     見直した

     

 

そして 、 ワンランク上の 厳しい査定に挑むのはっ!

特待生1級の 梅沢富美男さんっ!

菖蒲葺く背伸びの空や鯉3つ

 菖蒲葺く背伸びの空や鯉三つ

「菖蒲葺く」が出てきたことに ささやかな驚きを感じた

 【軒菖蒲】 菖蒲の束を軒につるして邪気や災厄を防ぐ端午の節句の習慣

この後が上手い

「背伸びの空や」 背伸びの向こうに空がバーッと広がる

その空は、当然、5月の節句の頃の空

映像の作り方はさすが

「や」の切れの使い方  カットが変わって 鯉の姿に切り替わる

この映像的な効果も十二分に分かっての形

果たして 査定はっ ‥‥‥ 現状維持ーっ!

降格させるか迷うほどの凡ミス!

「3つ」 敢えてやったの?  そう!

この流れで算用数字を入れちゃダメ! ここは普通に漢数字!

鯉の出荷票  「はぃ、鯉3匹ですかぁぁぁぁ」みたい

降格させたいくらいの話

名人への道は今、ガラガラと崩れ落ちております

先生!現状維持?  上五・中七が上手いからねぇ ‥

ちょっと血迷っただけだから ‥ 次に期待

 俳句の雰囲気に合わせて一語一語をこだわり抜く

     俳句に算用数字がタブーということはない

     ただ、今回の句の場合は漢数字が正解

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南吹く大洗海岸

2016-05-05 | 日記

こどもの日の今日、家族で大洗へ行きました 

先ず、マリンタワー近くの「大洗わくわく科学館」へ

海水の性質・海で生じる現象(波や渦etc.)について学べます

今日は「こどもの日」で入場無料のためか、結構な賑わい

「わくわくフェスタ」ということで、クイズラリーが開催中

1階には紙飛行機を作るコーナーがありました 

  

2階デッキでは、スーパーボールすくいをしました

すると、息子(小2)が「スライムやりたい」と言い始め ‥

各回先着200名なのですが、次回は13時半から ‥

今、12時を回ったところなので 時間が中途半端です ‥

なので、入り口でクイズラリーの用紙を提出し ‥

 

花丸と景品(鉛筆・絆創膏)をいただき、一旦 外に出ました

裏面は塗り絵になっています

暫しローラー滑り台やトランポリンで遊んだのですが ‥

飽きてきてしまったのと 暑いのとで みんなお疲れモードに ‥

でも、まだ時間はあるので ‥ 「海に行こう」 と ‥

少し歩けば、大洗サンビーチに着きます  

気乗りのしない息子、「まだ着かないのぉ?

夫が「海、見えたからもぅいいかー?」と言ったのですが

娘(小5)が「波のところまで行きたい、貝拾いたい!」 と ‥

しぶしぶ従う息子だったのですが ‥

大きい綺麗な貝を見つけ、テンションUP 

「もっともっと」と探すうちに、波の近くまでやってきました

「水、触って来てい~い?」 靴と靴下を脱いで波打ち際へ ‥

初めは「水、冷たい!」 と おっかなびっくりでしたが

次第に寄せる波を蹴ったりジャンプしたり、楽しそうでした

‥ そうこうするうちに 1時を過ぎてしまい ‥ そろそろ戻らねば!

「5分まで遊んでてい~い~?

そんなに遊びたければスライム作りを諦めればいいものを ‥

「ダメ、絶対やりたい!」 名残惜しそうに海を後にしました

早足で科学館へ戻ると、ちょうど案内のアナウンスが ‥

急いで「創る部屋」へ行くと、既に20人ほどの列が ‥

時間になり入室すると ‥ あと数席しか空いていません 

端の席に着くと、もうスグ後に締め切られてしまいました

次回は20分後だそうです、ふぅ 間に合って良かった ‥

係の方からの説明があり、材料をいただきました

色は黄色の中から選びます 

 ↑ 通常は色を混ぜるのもアリらしいのですが、

  今日は混み合っているので 単色で行われました

娘は黄色、息子はにしました

夫、「‥ のほうがスライムらしいのに ‥

割り箸で 混ぜ混ぜ~混ぜ混ぜ~ ‥ はい♪  いい感じになりました♪

ストローで風船を作るのは ‥ あまり上手にできませんでした

   ※ お持ち帰りOKだったので、夜、家でやってみたら上手に膨らみました

     ストローの差込口をギュッと締めておくのがコツのようですね 

楽しい体験をさせていただきました  スタッフの皆さま、ありがとうございました

そして、遅めの昼食を、帰る道すがら 大洗イエローポート で、と考えていたのですが

前を走る車が駐車場に入ろうとすると 整理員のおじ様が手で大きくバツ

続く私たちの車にも ‥ バツ 少し先の入り口も ‥ 同じくバツ

どうやら満車で、駐車も入店もできないようです ‥ 諦めました ‥

暫し 水戸方面へ車を走らせ、結局は普通の回転寿司へ行きました ‥ 

子どもたちが「また海に行きたい!」と言っています 

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