はなが、帰ってきた

はなが、無事家に帰ってきた。


・・・というのは、
４日、はなに避妊手術を受けて貰った為。

「授かった体をいじるなんて道義的に良くないっ！」と
当初、手術は全く頭にありませんでした。

加え、心臓が弱いのか
はなの場合、手術中麻酔事故が起きる可能性が高く
もしかしたら・・・、のケースもあるとの
話を獣医さんから聞いていた為、
そんな危険を冒してまで、とんでもない！
・・・と思っていたのだが・・・。

しかし、長い目で見て諸事情を考慮すると、
避妊して貰う事が必要になってきてしまった。

そして、長く悩んだ末、
意を決して手術に臨む事にした。

病院に預け、はなのいない我家が死んだ様に
静まり返っていた。
どこを探してもおらず、
はながいつも遊んでいるオモチャを見ると
何だか涙が出てくる。

獣医さんには万全の体制をとって貰い
手術中も特殊装置をつけ
万一心臓停止しない様に
厳重に注意して下さったお陰で
今日無事我家に帰って来れた。

はなの顔を見たら、自然と涙が出てきた。


「生きててくれて、本当によかった」


病院帰りの車中にて。
もう興奮しっぱなし。




傷口を舐めない様に
病院で服を着せて頂いたが
すごくイヤそう・・・
必死に脱ごうとする。

「はな～、脱いじゃダメなのよ～」




家に帰ってきたら、もう弾丸走り。

「げ～っ、おとなしくしてくれよ～（泣）」

・・・ちょっと目を離したスキに
服がフンドシになってしまっている・・





そして、「遊ぼ！」のアピール。

「でも、安静にしないといけないから
おとなしく、ねんねしようね」



と声を掛けたら、
いつもは全く諦めないのに
今日はそそくさと自分の布団に潜り込みました。

やっぱり、病院や手術のストレスで
中々寝れなかったのね・・・

そう思うと、またもや
涙が湧いてきた。


普通のジャックに比べると
体が１／２程しかない小柄なので
将来子供を産むのも大変だろう、と
獣医さんから聞いていた。

でも、それでも、
子供を産めない体にしてしまった事が
道義的に反する事ではなかったか・・・

今でも自責の念にかられている。