初の徳島

毎年末年始は、夫の郷里へ帰省する。

その郷里とは・・・

今まで授業や地図でしか、聞いたり見た事しかなかった徳島。
しかし、市内ではなく市内より更に高速道路で１時間強奥地に入った所。

夫と婚約中だった頃初めて訪れたが、開いた口が塞がらない程の
「ドいな○」だった・・・

「えらい所にヨメに来てしもたわ」と思った記憶がある。

さてさて、そんな帰省を毎年繰り返していたら
その田舎光景にも慣れてしまったさ。

今回は、はなを連れて帰るので、車で帰省する事に。

・・・のハズだったのだが、出発前日（？）に四日市で大雪による
通行止め。

「これはヤバイっっ」

そう、以前も何回か車で帰省した事があるが、一回大雪にはまり
２０時間かかった事があるので、急遽飛行機へ変更。

慌てて飛行機用のクレートを買い何とか準備ＯＫ。

しかし、電車に乗るのも飛行機に乗るのもはなは初めてなので
私達もかなり不安があった。

でも、電車は無事にクリアし、いざ空港ではなをチェックイン。




「へぇ～、犬用のチェックインってこーやってやるんだぁ」

担当の方がクレートをぐるぐるに包み込んでいく。

「はなは、どんな気持ちだろう・・・」
と可哀相な反面、面白くて写真をパシャパシャ撮影。

そして、徳島空港へ到着。

「はな、生きてるかなぁ・・・？？」
と恐る恐るクレートの中を見たら
生きてたけど、かなりビビションしてた

そして、毎回空港まで家族が迎えに来てくれるのだが
家の中で人間と生活する「室内犬」というのがよく分からないらしく、
今回は「荷台の大きいトラック」で迎えに来てくれようとしたらしい。

「お～い、いつも迎えに来てくれる普通の乗用車で十分なのにぃ（泣）」


郷里はとても山深い所を切り開いた所なので
敷地はいくらでもある！



当地はランなんて概念は全くないけど、でも私にしてみれば
ランとして思う存分活用出来るので楽しみ！


「はよ、投げろっ！」

あまりの広さにはなも興奮。いつもよりハイジャンプ。




「いい加減に、はよせいっ」




「待てっ！」




「持ってこい～っ」




「広くて楽しいんだワーン」




・・・を何十回も繰り返し、投げる方も辛くなってきた


「アタシもちょっと疲れたワン」



「もう随分走ったもんねぇ～」


今回の帰省は、初の電車、初の飛行機、初の遠方旅行、
どれをとっても不安でしたが難なくクリアでき
ホッと東京に帰って来ました。


はなは、徳島が気に入ったかな？？

よかったね、はな