フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

実南天

2019-02-10 01:20:11 | エッセイ


  何時もの道を外れて歩いたら
  彩のない冬のアパートの軒先に
  目に鮮やかな南天の実が植えられていた。

  このところ寒い、寒波が流れて来ている
  ひと頃の暖かさは何処へ行ったのか
  三寒四温を繰り返して春になっていく。

  冬も楽しむべきだが動きが緩慢になっていけない
  春を待ちわびるのは動物も植物も同じか。

  人間だけが進化して服で調節するために毛が亡くなった
  それは暑い夏を乗り切るためか。

  冬に楽しめるのはお洒落だけ
  おじさんはそういう訳にはいかない?


      <    裏道はあざやかなりし実南天       花木柳太    >
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如月の菜の花

2019-02-08 03:40:16 | エッセイ



 きのう駅で電車を待っていたら
 ホームに菜の花が咲いていた。

 今は宮崎か鹿児島でも咲いているらしい
 そういう品種なのだろうか

 二月の上旬に咲かれたら
 春の季語ではなくなってしまう

 しかし、カメラは持って歩くものだ
 何処に材料がころがっているか分からない。

 久留米に住んでいるころ
 筑後川の河川敷は辺り一面の菜の花だった。



    < 菜の花や如月に咲き駅にあり          花木柳太 >
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