ハム研劇場・その１０～れぽーたあしゅぎょうちゅう・前半～

今週も先週に続いて、リトル君レポーター修行です。
今度は本業の野球についてのレポートです。
長いので、前後編にわけてお送りしますよ。

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今週は、大阪ドームでの観戦にお供することになりました。
見聞を広めるようとの、所長の配慮でしょうか。
取材には勿論、大阪ドームが元職場のバフィー君にも行ってもらいました。
彼は「複雑な心境」とも言ってましたが、でも嬉しそうにも見えます。
前置きが長くなりましたので、それではどーぞ。


「面白い形をしているね、バフィー君」
「大阪らしくタコ焼をモチーフにしているのさ？」


「そばに近づくとこんな感じさ。」
「先月所長が雨の中を入場の為並んだって言うけど、僕の仕事場の東京ドームは入場前の通路にも屋根があるんだよ」
「しーっ、その部分はケチったのかもしれないよ。」


「ネッピー君だ。帽子も大阪仕様だね。ユニにはＮＰＢマーク付きだよ。
しかし帽子は頭より全然小さいのに落ちないのが不思議だなあ。」
「僕は複雑な心境だから、ノーコメントで。」


「さあ、入場したよ。」
「自由席の出足は早いねえ。こういうところはあまり報道してくれないからなあ。
所長は昔の数千人の時代を覚えているけど、そのときと比べると全然違うのに。
記者の人は現場を見ずに、報道しているのかなあ。」


「オリ近より楽天のマークのほうが大きく見えるので、そのほうが強そうだね。」
「二人ともデザインして、ニックネームまで書いてあるからね。」


「天井が面白いねえ。」
「アレは動いて、高さが変わるんだよ。」


「あのバンザイしている、丸まっちょい人は誰？」
「いくくるさんという、有名な漫才さんだよ。二人とも昔ソフトボールをやってたんだって。」
「でも何か喋ってるけど、やりにくそうだね。」
「どやさ、というのがギャグなんだけど、おしゃべりは始球式のときだけにすればいいのに。
吉本興業と提携したのはわかるけど、それが果たして正しいのかなあ。」


「所長が下のフロアに下りて来て撮った写真だよ。」
「下にショッピングゾーンがあって、その中に託児施設があるんだよ。
カネシゲカントクさんちで、球場の施設についてまとめておられるんだって。
それの資料にもなっているんだよ。」


「あれ、これはなあに？」
「この日曜日にオールドボールゲームデイをするんで、その雰囲気づくりさ。
昔の阪急と近鉄のユニを展示しているんだよ。」


「僕はやはりこれかなあ。」


「所長は西本さんの初期を思い出す、このタテジマだね。」


「試合終了後、通路に大西選手がきていたよ。」
「おそらく子供時代に所属していたチームの後輩たちが観戦に来ていたんだろうなあ。
なかなか律儀な人だね。」


「ここが僕が所長にスカウトされたところさ。
もっとも当時は、赤いデザインだったけどね。明日はここでカードショーがあるので朝から買出しだよ。」
「ひょっとして、僕らも早起き？」

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出演　　　ハム研劇団
　　　　 　　 バフィー君　　　　（元近鉄バファローズ。現在、就職活動中！！）
　 　　　 　　ファイティー君　　（北海道日本ハムファイターズ。ただし東京限定。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年限りになってしまいましたけど、全力で頑張ってます！）

脚本・撮影・演出　　所長
ロケ地　大阪ドーム

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