飛行機模型 工房濱治 製作日誌

主に飛行機のプラモデルについて、現在工房で製作している物についての記事です。

キャノピーマスキング

2005-08-12 | 98式水上偵察機

キャノピーの塗装。個人的には、気合い一発細筆で塗り分けるのが一番簡単で楽だと思っております。ですが、塗装の統一感と、塗膜の厚み不足による光の透過が問題となりやすいので、もうここの所ずっとマスキングして機体と一緒にエアブラシで塗装してます。マスキングの方法はテープ、ゾル、アルミ箔、マスキングシートなど色々ですが、今回は風防をテープとマスキングゾルの併用で、前部搭乗員用の天窓をアルミ箔でやってみました。スジ彫りが深くてアタリは取りやすいので風防もアルミ箔でも良かったかな? 天窓開口部は小口をテープで養生した後にティッシュを詰め込みゾルでフタをした「ウニイクラ方式(勝手に命名)」でマスキングしてますが、先走ってやってしまったもので全く無駄になってしまいました。テープはタミヤ、ゾルはハンブロールのマスコール、アルミ箔はモデラーズですので参考までに。
天窓はキットのままだと胴体に挟み込む指示になっているのですが、それではスッキリと納まりませんので後ハメ出来るように加工してあります。些細な事なのですが、「アニキィ~、こういうのを愛って言うんだぜ!」とウチの弟が申しておりました。まぁ嬉し。

生地記事

2005-08-12 | 98式水上偵察機
木曜日のお楽しみはテレビドラマの「電車男」でございます。最後に流れるサンボマスターの曲がまたいい感じですね。

支柱はランナーからパーツを外したら番号が分からなくなりますので、写真のように板に貼付けて作業してます。まぁ、こんな事しなくても大体は大丈夫なのですが、微妙にパーツが合わなかったりすると迷いがでたりもしますので一応今回は後々でも分かるようにしています。パーツの抜けはなかなか素晴らしいです。

で、現在の全体の様子はこんな感じです。昨日と違うのは上翼にエンジンカウルが付いた事と、写真では見えませんけど裏にもクーラーカバー(おそらく)が付いてます。パーツ接合部にわずかに隙間が出来ますので、いつものようにエポパテで埋めてあります。この辺は私はとても気になるのですよ。金型の制約でプロペラの根元に段差がありますのでここも整形済みです。プロペラとスピナーが別パーツだったらいいんでしょうが、きっと部品点数をこれ以上増やせなかったんでしょうなぁ。
ラジコン飛行機の世界では下地塗装の前のこんな状態を「生地」と言ったりするようですが、プラモデル的には何と言うんでしょうかね。