今さら「核の時代」というタイトルもどうでしょうか...と思いますが、このたびの地震では再認識させられましたしね...紹介するのは前防衛庁のおエライ方の先の発言を受けてのイベントですが、今回の事故にもタイムリーです。
ただ、こういった企画には、こういった企画に賛同する方々が集まり、そうでない企画にはまた違った面々が集まり...と、こんなことばっかだったら、何も進まないんですけどね。
◆◆◆2007夏特別企画「豊博光さんと語ろう」◆◆◆
~“しょうがない”じゃ、済まされない~マーシャル諸島をはじめ世界の核被害を見つめ続けているフォトジャーナリスト豊博光さんを囲み、”核時代”を生きる私たち自身のあり方について語り合います。ヒロシマ、ナガサキの原爆投下は”しょうがなかった”と言って、ヒバクシャのことを過去のできごととして忘れ去ることはできません。世界各地に今もなお生み出されるヒバクシャ、そして人為的な環境破壊の最大のものでもある放射能汚染は今日的・人類的な課題です。是非、お集まりください。
とき:8月4日(土)午後2時~4時(予定)
ところ:日本キリスト教団洛陽教会 地階ホール(京都市中京区/京都御所の東隣り/最寄駅:京阪または地下鉄丸太町駅など)
お話/キーパーソン:豊博光さん(フリーランス・フォトジャーナリスト)
参加費:AVC会員300円 一般800円(いずれも資料代含)
定員:70人(先着順)
*会場準備の都合上、できるだけ早めにAVC宛お申込みください。
お申込み・お問合せ:特定非営利活動法人アジアボランティアセンター
Tel 06(6376)3545 Fax 06(6376)3548
E-Mail peace@avc.or.jp URL http://www.avc.or.jp■■■同時期開催の写真展のお知らせ■■■
豊博光写真展「核時代の光景」-世界各地に生みだされるヒバクシャ-
会期:7月31日(火)~8月5日(日) 12:00~7:00PM (最終日~5:00PM)
会場:ギャラリーヒルゲート京都市中京区寺町三条上ル天性寺前町
Tel 075(252)1161(画廊内) URL http://www.hillgate.jp
ところで、柏崎刈羽原発に関するネット上での玉石混淆の情報流出とマスコミ報道に関して。別渓流からですが,「物議をかもしている」武田さんの記事が、かなりの説得力を持って実証されていく様子がリアルタイムで確認できるのではと思います。切り込み隊長という方のブログには,意外と大事な論点って伝わらないよね(by東京電力)というコピーが...これ,関西では見れないんですが,TV・CMですか?
「伝わらないよね」っていうか「伝えてないよね」
まぁ、次のような記者発表やら取材はマスコミの独壇場。っていうかそれが記者の仕事(特権?)ですかね。
記事は、20日、経済産業省で行われた会見内容を伝えるもの。「石橋教授は、同原発が設計された際の旧耐震指針だけでなく、同委員会が昨年9月に改定した新耐震指針についても「重大な不備があり、あらためて見直すべきだ」と訴えた」らしい。「石橋教授は昨年、新指針をめぐる分科会の案を批判し、決定直前に委員を辞任している」。ふむ。文中の「同委員会」はもちろん原子力安全委員会のこと。
前回(7/19)研究者は発言しろと書いておきましたが、それを受けてかどうか(←なワケないですよ、当然)第50回原子力安全委員会の鈴木篤之委員長(東京大学)も発言。
ちなみに「東京電力」のウェブページはこちら。チェックする前に糖分をたっぷり採ってください。「現在、7基すべて安定した状態で停止しております。」が、東京辺りの電力、ダイジョウブなんですねぇ。
東京電力は安全性を調査するのに3年かかるとのたまったそうですが、とりあえず地震発生危険地帯と指定されてる場所の原発は全部止めてみたら?
←今日の甘味は、京都「文の助茶屋」のあんみつ。