さて、ジュゴンの里ツアー二日目は、メインの「辺野古・大浦湾ツアー」。普天間の代替として、基地建設が予定されている海に入り、シュノーケリングなどを体験します。
まずは、シュノーケリングのセットやライフジャケットを受け取りに、出航する汀間漁港の近くにある民宿「ジュゴンの里」へ。
名護市会議員の東恩納さんが出迎えてくれました。「ジュゴンとともに生きる地域作り」の拠点として、大浦湾の奥に位置する集落をアピールすべく活動しておられる方です。
こちらではカヌー教室やマングローブ林散策などのエコツアーも開催されているそうです。
じゅごんの里ホームページ
基地ではなく、ジュゴン保護区を!の思いも新たに。。。
さて、いよいよ大浦湾を出航です。まず、アオサンゴ群落を目指します。
けっこうなスピードが出てます。ちょっと初めは慣れなくて、振り落とされるかと思いました。余裕がなくて写真がブレております。
ブンブン飛ばして、アオサンゴ群落のあたりに到着しましたが、残念ながら水の透明度が低く、アオサンゴの観賞は実現できませんでした。
前の日の雨が影響しているのだそう。護岸工事などで削られた山肌から赤土が海に流れ込むため、透明度がなくなってしまうそう。
仕方がないので、チリビシのアオサンゴ群集は諦めて、ハマサンゴ(おそらく塊状ハマサンゴ群集)をシュノーケリングすることに。
ふたたび、ブンブン飛ばします。
この日は風が強く、波が高かったので、余計に船が揺れたようです。水しぶき、バシバシ。
途中、アジサシを見ることができました。
あっという間に到着。こちらは、水深が浅いためか、まぁまぁの透明度のようです。
んで、この後、心の準備をする間もなく、あれよあれよと、ハマサンゴ目指して、ザブン。
せっかく、1.5メートルまで浸水可能のザクティを持っていたんですが、準備する余裕など、まーったくありませんでした。大きなハマサンゴがしっかり見えたんですけど、写真に撮れなくて残念。。。
シュノーケリングは気持ちよく、いつまでも続けていたかったのですが、波がけっこうあったので船に戻るときが一苦労。スタッフの皆さまにお世話をおかけしました。
さて、その後は昼食タイム。辺野古・キャンプシュワブを望む位置にある「平島」を目指します。
キャンプシュワブを遠めに見つつ・・・
上陸~!!!!
白い砂浜に打ち寄せる波。うぁーん。すばらしすぎます。
真正面にキャンプシュワブが見えます。
お弁当を頬張りながら、ぼんやり海を眺めていると。。。あれあれ。
赤いクーラーボックスとともに泳いでくる人影が。。。
キャンプシュワブの海兵隊員でした。遠泳してきたんですね。よくあることだそうです。先客(我々)がいたので、この方はどこかに行ってしまいましたが。
さらに2名の海兵隊員さんが泳いでこられてましたので、少し話しかけてみましたが、この島は、海兵隊員にとっても、憩いの場所になってるんですね。それにしても、遠泳、すごい。
そのあと、腹ごなしに少しシュノーケル。
分かりましたか?
海草の後ろからプカプカ立ち泳ぎしてくる烏賊の存在!。。。ってわかりにくいですね。
左側の四分の一ぐらいのところに、目玉がふたつ。見ようと思えば見えてきます。
心眼よろしく。
他にもお魚さんがいろいろ泳いでいたんですが、ライフジャケットを着けてプカプカ浮いている状態だったので近づけず。とりあえずシャッターは押してたんですが、どれにも決定的瞬間は撮れてませんでした。まぁ、こういった写真を撮るには、ちょっと訓練しなくちゃですね。
そんなこんなで満喫したあとは、いよいよ基地埋め立て予定地点まで行ってみました。
キャンプシュワブには、周辺の集落にはない映画館や劇場のような施設が揃っています。
水道代も電気代も、すべて日本政府が負担しているので、海兵隊員はエアコンや照明をつけっぱなしで外出するそうです。
そんな話を聞きながら、船はついに埋め立てのスタート地点に ↓
ここから、陸地に向かって埋め立てるんですって。本当でしょうか。この美しい海を、わざわざ使えなくするなんて。
このあたりは浅瀬になっていて、ジュゴンの餌場・海草が生えているのです。
もう沖縄にジュゴンはいないという人もいますが、仕方ないと諦めていたとき、突然姿を現してくれた2007年のときのように、もう一度「奇跡」が起こるかもしれません。
また、ここから少し離れた二見沖には作業ヤードが作られますが、ユビエダハマサンゴ群集やスイショウガイの生息地になっていて、直接影響を受けるということです。
と怒りながらも、撮影タイムはしっかりとカメラ目線。(笑)
あー気持ちいい海と空でした。普天間飛行場の代替施設のことを考えなくていいなら、ほんとうに素敵なバカンス気分を楽しめたのにね。
この美しい海をジュゴンの保護区に!という思いが胸にしっかりと刻まれました。
このあとは辺野古テント村をたずね、ジュゴンの見える丘まで足を伸ばしましたが、長くなったので次回に。
ひとつお知らせ。
7月17日(土曜日)18:30~ 今回のツアー報告会が、ジュゴン保護キャンペーンセンターの関西事務所で行われます。
http://blog.goo.ne.jp/sdcc/e/95187c8538635886b85e94c012f6bb62
まずは、シュノーケリングのセットやライフジャケットを受け取りに、出航する汀間漁港の近くにある民宿「ジュゴンの里」へ。
名護市会議員の東恩納さんが出迎えてくれました。「ジュゴンとともに生きる地域作り」の拠点として、大浦湾の奥に位置する集落をアピールすべく活動しておられる方です。
こちらではカヌー教室やマングローブ林散策などのエコツアーも開催されているそうです。
じゅごんの里ホームページ
基地ではなく、ジュゴン保護区を!の思いも新たに。。。
さて、いよいよ大浦湾を出航です。まず、アオサンゴ群落を目指します。
けっこうなスピードが出てます。ちょっと初めは慣れなくて、振り落とされるかと思いました。余裕がなくて写真がブレております。
ブンブン飛ばして、アオサンゴ群落のあたりに到着しましたが、残念ながら水の透明度が低く、アオサンゴの観賞は実現できませんでした。
前の日の雨が影響しているのだそう。護岸工事などで削られた山肌から赤土が海に流れ込むため、透明度がなくなってしまうそう。
仕方がないので、チリビシのアオサンゴ群集は諦めて、ハマサンゴ(おそらく塊状ハマサンゴ群集)をシュノーケリングすることに。
ふたたび、ブンブン飛ばします。
この日は風が強く、波が高かったので、余計に船が揺れたようです。水しぶき、バシバシ。
途中、アジサシを見ることができました。
あっという間に到着。こちらは、水深が浅いためか、まぁまぁの透明度のようです。
んで、この後、心の準備をする間もなく、あれよあれよと、ハマサンゴ目指して、ザブン。
せっかく、1.5メートルまで浸水可能のザクティを持っていたんですが、準備する余裕など、まーったくありませんでした。大きなハマサンゴがしっかり見えたんですけど、写真に撮れなくて残念。。。
シュノーケリングは気持ちよく、いつまでも続けていたかったのですが、波がけっこうあったので船に戻るときが一苦労。スタッフの皆さまにお世話をおかけしました。
さて、その後は昼食タイム。辺野古・キャンプシュワブを望む位置にある「平島」を目指します。
キャンプシュワブを遠めに見つつ・・・
上陸~!!!!
白い砂浜に打ち寄せる波。うぁーん。すばらしすぎます。
真正面にキャンプシュワブが見えます。
お弁当を頬張りながら、ぼんやり海を眺めていると。。。あれあれ。
赤いクーラーボックスとともに泳いでくる人影が。。。
キャンプシュワブの海兵隊員でした。遠泳してきたんですね。よくあることだそうです。先客(我々)がいたので、この方はどこかに行ってしまいましたが。
さらに2名の海兵隊員さんが泳いでこられてましたので、少し話しかけてみましたが、この島は、海兵隊員にとっても、憩いの場所になってるんですね。それにしても、遠泳、すごい。
そのあと、腹ごなしに少しシュノーケル。
分かりましたか?
海草の後ろからプカプカ立ち泳ぎしてくる烏賊の存在!。。。ってわかりにくいですね。
左側の四分の一ぐらいのところに、目玉がふたつ。見ようと思えば見えてきます。
心眼よろしく。
他にもお魚さんがいろいろ泳いでいたんですが、ライフジャケットを着けてプカプカ浮いている状態だったので近づけず。とりあえずシャッターは押してたんですが、どれにも決定的瞬間は撮れてませんでした。まぁ、こういった写真を撮るには、ちょっと訓練しなくちゃですね。
そんなこんなで満喫したあとは、いよいよ基地埋め立て予定地点まで行ってみました。
キャンプシュワブには、周辺の集落にはない映画館や劇場のような施設が揃っています。
水道代も電気代も、すべて日本政府が負担しているので、海兵隊員はエアコンや照明をつけっぱなしで外出するそうです。
そんな話を聞きながら、船はついに埋め立てのスタート地点に ↓
ここから、陸地に向かって埋め立てるんですって。本当でしょうか。この美しい海を、わざわざ使えなくするなんて。
このあたりは浅瀬になっていて、ジュゴンの餌場・海草が生えているのです。
もう沖縄にジュゴンはいないという人もいますが、仕方ないと諦めていたとき、突然姿を現してくれた2007年のときのように、もう一度「奇跡」が起こるかもしれません。
また、ここから少し離れた二見沖には作業ヤードが作られますが、ユビエダハマサンゴ群集やスイショウガイの生息地になっていて、直接影響を受けるということです。
と怒りながらも、撮影タイムはしっかりとカメラ目線。(笑)
あー気持ちいい海と空でした。普天間飛行場の代替施設のことを考えなくていいなら、ほんとうに素敵なバカンス気分を楽しめたのにね。
この美しい海をジュゴンの保護区に!という思いが胸にしっかりと刻まれました。
このあとは辺野古テント村をたずね、ジュゴンの見える丘まで足を伸ばしましたが、長くなったので次回に。
ひとつお知らせ。
7月17日(土曜日)18:30~ 今回のツアー報告会が、ジュゴン保護キャンペーンセンターの関西事務所で行われます。
http://blog.goo.ne.jp/sdcc/e/95187c8538635886b85e94c012f6bb62