「SPring8(スプリング8)でひらく科学」(サイエンスカフェひょうご in 姫路)に参加してきました!
ステージは初冬の町家・大野邸。江戸時代から続く日本家屋を手入れされて住まわれている、とても素敵な邸宅で大感激。
ただ、暖房器具がまったくないと屋内でも冷え込むんですね。つまり、参加者(主催側も入れて)45名でも超寒かったわけですが、いや、これってスゴイかも~。翻って、普段過ごすマンションやビルがいかに密封された空間なのかと思い至りました。
↑コートのまま聞かれている方もおられましたよ
また、「カフェ」での開催ではなかったので、受付や飲み物等のサーブにスタッフはおおわらわ。
メニューが何種類かから選べましたので(飲み物が5種類、ケーキが3種類ありました)、注文を聞く側、サーブする側は大変でした。女性は注文するとき基本的に迷いますし。ふむ
それから、人数が予想外に多かったため、ケータリングをしてくださったお店もおおわらわだったようで...
ワタシも久々のスタッフ業で、感覚が戻るのに時間を要してしまい、ご迷惑をおかけしたと思います。後から考えて、こうすれば良かったという課題がたくさん残りました。今後の肥しにしよう。
おおわらわのスタッフを、想像以上に素敵な中国楽器の調べでフォローしてくださったのが、「姫路中国音楽アンサンブル」の皆さん。
←スタッフのO崎さんも参加!
とても柔らかい音色で、ホッとなごめる「おもてなし」の空気感を創りあげていただきました。あれだけでも大変価値のある一日だったので、ワタシ的には大満足しました。
笛子・古筝・揚琴のアンサンブルで、曲名は、オープニングに♪喜洋洋、♪紫竹調の二曲、インターミッションの後に、♪彩雲追月、♪草原情歌、♪歓楽歌、など。曲の解説が書かれた手作りプログラムもオシャレで素敵でした!
そんなわけで、裏方スタッフ業に勤しんでしまい、ゲストの話には全く集中できませんでして...
実は、ひと段落着いて放心状態で突っ立ってるとき、ファシリテーターの I 藤先生が急に「質問ないですか」と振ってくださった場面があったのですが、「えっ!?」と絶句したまま声が出ず、ツッコむ余裕がありませんでした。面目ない。
いや、だってですね。それまでの話の流れがまったく読めてないのですから、基本的にKYじゃないワタシ(いや、そこっ、何で首かしげてるんですか!)は発言を躊躇しちゃうんですねぇ。まだまだ修行が足りません。
その場は、他のスタッフの方が助けてくだり質問を出してくださったので、何とか無事に繋がりました。それからボチボチ、一般の参加者からも質問が出ておりました。
ツッコむためには予習が必要ですね。今回のお土産にSPring8のパンフレットやマンガ冊子をもらったので、次回に向けて(あるのか?)自主勉強しときます。
キーワードは、量子ビーーーーーム!ですな。
←もちろんマンガ冊子から先に読みます
全体的に残念だったのは、一般参加者と「対話」じゃなく、やはり質問レベルに終わってしまったこと。お話の内容が、SPring8のアウトリーチっぽくなっていたこと。
あの巨大な施設を1時間ほどで説明し尽くすのは無理でしょうし、少し流されていた「広報ビデオ」は、残念ながらまったく頭に残りませんでした(まぁ、チラっと見れただけですが)。
頭に残ったのは、やはりゲストのホンネに近い部分。
例えば研究のやり方が、昔は「個人研究者」vs「個人研究者」で済んでいたのが、「組織」vs「組織」になり、現在は、「国家」vs「国家」になっているのだという話をされていました。
空前のバブルがはじけて、こうした国家プロジェクトもパチンとはじけてしまった日本も、ようやく景気が上向きになり、再生する時期に来ているのだと。
この話を聞いて、やはり巨大国家プロジェクトにて建設された施設の方なのだなぁと妙に納得してしまいました。納得するなって?いや、ここから「対話」を進めるのは超大変だと思いますですよ。
いや、ゲストが、「パチンとはじけてしまった」と言いながら、指も大きく「パチン」と鳴らされたのですが、どうもそれで魔法にかかってしまったのかもしれんですな
その後、新しく建設される施設のプレゼンテーションがあったのですが、参加していた小さいお子様たちも目が釘付けになっていました。うーむ、おぬし、やるではないか...
あと、どういう流れからそうなったのかわかりませんでしたが、「毒物カレー事件」の捜査協力の話もされていましたね。詳しくは述べられませんでしたが、あの事件以外にも協力している事件はあるそうです。
いや、こっちには、ちょっとツッコむべきだったと思いましたが、何せゲストは当事者じゃないでしょうからと、KYじゃないワタシは...。
正月に実家や親戚の家に行くと実感します.
田舎のむかしのわらぶき屋根の古家を買って時々遊びに行くお医者さんとつきあいがあって,たまにその家に行くことがありますが,さすがに冬は泊まりに行かないと言っていました.凍えるので.
次回は夏にしようと皆で話しながら帰りました
確かに昔の木造家屋は寒かったですね。学生していた頃に下宿していた部屋では、冬になると毛布にくるまっても寒くて眠れないことがよくありました。
マンションに住んでいる今はまったく大丈夫。逆に夏は努力しても電気量が増えちゃうんですが