浜岡原発永久停止裁判 原告団・弁護団・支援組織共同ブログ

 中部電力を被告にした浜岡原発永久停止裁判(静岡地裁浜松支部)の原告団・弁護団・支援組織の共同ブログです

浜岡原発ニュース 7月末 浜岡原発5号機海水流入事故について(2) 中電自身の発表

2012年08月02日 06時34分09秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 7月末 浜岡原発5号機海水流入事故について(2) 中電自身の発表

 昨年5月の浜岡原発停止時に、5合炉で海水が炉内に流入した事故は、想像以上に深刻な事態のようです。

 中電の詳しい報告を「原子力安全・保安院」が今年7月25日に開いた「意見聴取会」の報告で読むことができます。これは、中電のHPではまだ、確認していません。

 「原子力・安全保安院」のHP http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/38/800_38_index.html に接続してから「

 「中部電力株式会社浜岡原子力発電所第5号機における原子力施設内への海水流入の影響調査に関する意見聴取会」で検索します。

 ヒットしたページの「議事要旨」と「配付資料」を診て下さい。とくに「配付資料」の中に、詳しい説明があります。

 「資料2-1 浜岡原子力発電所5号機復水器細管損傷事象に伴う原子炉施設への影響について」(7月25日、32p)

 「資料3-1 浜岡原子力発電所5号機復水貯蔵槽内張り材の腐食穴について」(7月25日、30p)

 「資料3-2」(2p)などを参照してください。

  ☆

 よく知られているように、東京電力福島第1原発の1号機から3号機は、炉心の冷却のため「廃炉」を覚悟して、海水を炉心に注入しました。推定400トンの海水が流入、炉心へも流入しています。「廃炉」の可能性があるということです。

 中電が原子力安全・保安院に提出した資料を読み込みたいと思います。