通信簿

通信簿完成。
ちょっとした開放感。

通信簿を作成していると，つい仕上げることが目的になってしまう。
だが，大切なのはそれが通信簿の目的に合っているかどうか。

通信簿の一番の目的はそれが子どもを励ますことだと考える。

教師の励ましが子どもに届き，子ども一人ひとりが
「よくがんばったな，これからもがんばろう。」
「ここが足りなかったな，次はここをがんばろう。」
と思える通信簿かどうか。

大上段に言えば，教師の最も大切な仕事は「子どもを励まし続けること」だと思う。

そういう目で見直すと結果として
「いいのかよくないのか，よくわからない」
「がんばったのに通信簿に表れていない」
「先生は自分のがんばりを認めてくれていないのでは」
と思われるような通信簿もあるなあ。

もちろん，足りない部分は言葉や普段の生活で補っていくようになるんだけど。
よーし，これで完璧，一点の曇りなし！と思えるような通信簿はできたことがない。
人が人を評価するというのは全くもって難しい。