俳句を読む。21
水涸れて昼月にある浮力かな(大峯あきら) 水が涸れるほどの厳しい冬の大地である。し...
俳句を読む。22
鶏毮るるべく冬川に出でにけり(飯田龍太) 戦後は家庭で鶏を飼い、その卵を食し、後に...
俳句を読む。23
尾の長き鳥が流れて春隣(大峯あきら) 尾の長き鳥が流れて春隣(尾長鳥流春隣)はオ・チョウ・チョウ・リュウ・シュン・リンと読んで、話、超、長、理由、春、隣。☆話が超(とんで...
俳句を読む。24
遺言を一行書きぬ冬の浜(櫂 美知子) 遺言を一行書きぬ・・・死を覚悟、でも一行書い...
俳句を読む。25
狐火に到り着きたる人ありや(藤田湘子) 狐火、まぼろしの火であり正体はつかめない。到り着きたる人がいただろうか、いないだろうと思われる。 狐火はコビと読んで、媚。 到はト...
俳句を読む。26
名山に正面ありぬ干蒲団(小川軽舟) 名山。例えば富士山などでも静岡側や山梨側で(こ...
俳句を読む。27
佐渡ヶ島ほどに布団を話しけり(櫂 美知子) 佐渡ヶ島・・・う~ん、近いと言えば近く...
俳句を読む。28
ことごとく北塞ぎたる月夜かな(大峯あきら) ことごとく北を覆うかの煌煌たる月の光で...
俳句を読む。29
足袋脱いで眠りは森に入るごとし(神尾久美子) 足袋(靴下)を脱いで眠る・・・足裏は...
俳句を読む。30
屏風絵の鷹が余白を窺ヘリ((中原道夫) 活きた構図である。 描かれた、絵の中の鷹が...
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