
皆さん、ごきげんよう。
いよいよ野球シーズンも始まり、このブログ更新も数多くなってきました。
多くの方々にご覧頂けるように、色々なキーワードを取り入れて更新して参りたいと思います。
まず初めに、長きにわたり、浜田高校軟式野球部の監督を務めて頂きました、本田知紀先生、これまで本当にお世話になりました。平日の部活動、土日祝日における生徒への熱いご指導に時間を費やして頂き心より感謝申し上げます。この度の異動で、松江へで勤務となるわけですが、益々のご活躍を浜田の地から皆で祈っております。本当に有難うございました。
本日は、今福球場にて、広島県の広陵高校さんをお招きし、2試合の練習試合を行いました。広陵さんは、4月からの新1年生も数人参加されており、2試合のBB(ボールボーイ)を行っておられました。応援に来られた保護者様との会話で、「広陵は年によって、部員数がバラバラなんですよね。今は新3年生が10名以上と多いのですが、新1,2年生は少ない様子なんです・・・」と仰っておられました。何だか、県は違えど、浜高と同じような状況なんだなと感じました。
チーム全体の印象は、大変引き締まった素晴らしいチームでした。試合内容、結果にも表れていました。1試合目は7対1と大敗、2試合目も、点を取っても追いつかれが続き、終わってみれば4対4の引き分けでした。特に目を引いたのは、1試合目の1,2番の選手でした。1番バッターの左打者は、下半身がどっしりと、スイングがシャープで、加えて長打力がある選手でした。2番打者も右打ちでしたが、スイングが早く、走塁スムーズでした。先発投手も、初球の入りや、走者によってプレートの位置を変える等、様々な工夫をしながらの投球でした。球速も120~130㎞あたりで、浜高の打者はさし込まれたり、プチーっとフライをあげる選手が目立ちました。バッターボックスでの工夫が課題だなと感じました。
1試合目の大敗した振り返りとしては、特に、6回表の4失点です。失策、ランナーがたまる、連続四球で、押し出し、押し出し、そんな状況にもかかわらず、流れや気持ちを落ち着かせるためのタイム等も誰もとらず、ただただ3アウト成立するまでの野球…、そして最後には、球審への不満を露わにし、無気力状態に…。これが本当に公式戦じゃなくてよかったと思いました。私は思わず、「ストライクゾーンは皆違うし、こういう試合展開もある。それに不満も露わにしても何も変わらない、自分たちやチーム全体で切り替える事を次からやろう。これが今日の練習試合で経験出来てよかったと思う。」と選手の一部には伝えました。
出来れば、ご家庭でもお子様へお伝え下さい。もしかすればお子様からは、「いや、あれは本当意味わからんし」のようなお返しがあるかもしれませんが、冷静になるような助言をお願い致します。
今現在、浜高軟式野球部は、部員数も少なければ、故障者も多い状況です。本日も、9人ギリギリで臨んだ練習試合でした。試合を重ねて様々な経験や個々の実力アップに繋げる事も大事な時期ではありますが、ケガ人を増加させてしまったりしたら元も子もありません。事故と同じで、ケガもしたくてするものではありませんが、それぞれが注意する意識をも持つ事が大事だと思います。
投手陣は、投げたら、アイシングやストレッチを徹底する、気づいた選手が声をかける等、今まで以上、互い気付ける選手、野球をしていければと思います。
今回は、敗戦というケガは負いましたが、選手それぞれの身体への大きなケガは無く終えれたのは素晴らしいと思いました。
頑張れ浜田高校!