”滑落”

今日はネギ採りに行って来た。

ネギ採りオンリーで。

先週に採ったネギが、もう・・・。

先週、アップしたネギの写真はごく一部でして

あの写真の６倍ぐらいは有ったんですが・・・。

奥さんがネギにはまりまして、俺の知らない間に

かなりの量が胃袋に・・・。



と言うことで、予定外にネギ取りに行くことに・・・。


先週と一緒の場所に向かう途中に、色々な所に車が止まっている。

先週は居なかったが・・・。

山菜ハンターがわんさか、わんさか。


目的の所に到着して、用意をしていると

軽自動車と１ＢＯＸカーがやって来て

ぞろぞろとおじさん、おばさんが・・・。

先に止まっているのに気にせずに・・・。


先週採った所ではなくて、その近くの支流の斜面の方が取りやすそうだったので

そっちで、採ろうかと思っていたのにそちらの方へ・・・。


しょうがないので、先週採った急斜面に。



先週の時点ではチョット早かったネギが！



いいじゃありませんか！！

先週は斜面の４分の１しか地面が出てなかったのに

ほとんど雪が解けてネギがわんさか、わんさか、いい具合です。


早速、収穫に取り掛かります。

とは言え、何せ急斜面ですから・・・。

葉の開いていない極！を求めて急斜面を移動します。


途中、何回もずり落ちそうになったり


雪の塊が上の方から落ちてきたり


岩が落ちてきたり・・・。


今回はネギ採りという事で肩掛けのカバンにビニール袋を入れて

その中に極をどんどん入れていきます。


袋一杯になってもどんどん入れていきます。


もう限界かな～？と思った時に、ドン！ドドン！と車の扉の音が。

さっきのご一行様が戻ってきたみたい。


その様子を伺うべく、木の所で一休み。

う～ん、たいした採れてないみたいだなぁ～・・・。

と言っても、４人でビニール袋２つは採っているから、

それなりの量では有るけど。


様子を見ながらカバンの中のビニール袋をチェンジして

ネギであふれかえったビニール袋を自分が休んでいる

上の木の所に置いて・・・。



それでまだ疲れているのでご一行様の様子を見ながら

休憩中。


またもや、ゴロゴロと岩が落ちていった。（ずいぶん大きい岩だなぁ～・・・）


斜面下の川にザップーン！


プカプカ！！


プカプカ！！って・・・。

・・・。

・・・。



白っぽい岩だと思っていた物の中に

緑！

赤！

白！

の色が・・・、・・・、・・・、・・・。



hal30over・急斜面を駆け下りる！！！。

「ザァプ～ンから駆け下りるまでコンマ何秒！。
　　　上に置いてあったビニール袋も確認せずに、一目散で駆け下りた！！」
　　　　　
　　　　　　（確認するまでも無く一瞬で事態が分かった）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　


駆け下りるとは言っても

急斜面ですから半分はすべり落ちているんですけどネ！


駆け下りながら


『川に流されないでくれぇ～！！と心の中で叫びながら！！』


降りてる途中で袋が流され始める・・・。


・・・。


・・・。


『極！ネギがぁ～！！』


『２時間弱の苦労がぁ～！！』

・・・。

・・・。

・・・。


何とか、袋は流れと巻き返しの流れとの間にとどまり


間一髪！一命を取り留めた！！



『・・・。・・・。良かった・・・。・・・。』


この間・・・。・・・。・・・。



袋を川岸に置いて、斜面を見ると結構良い極が！！

斜面を登ろうとするが、

ズル！登れない！

ズル！登れない！

ズル！！登れない！！

そこを何とかよじ登り

極を！


さっき休憩していた所の横の斜面にも極畑が有ったのでそこまで登り

極を取った処で疲れてきたので辞めることに・・・。



さぁ～、降りよう・・・・・・。



さっき駆け下りたところが

降りられない・・・。

普通の状態では急すぎて降りられない！！！

けれど下にはさっき救出した袋が・・・。

かなり斜面を迂回して袋のところに・・・。

疲れた・・・。



何で俺は何時もこうなんだろう？？？。



また、蛯原さんに

相変わらずおもしろいことしてるねぇ～！！

って言われるンだろうなぁ！！



そう思ったので書くのを止めようかなと思ったが・・・。

書く事が無いので・・・。



車に戻って時計を見たら１０時！・・・。


うぅ～ん、このまま帰るか？？？。


どうしようかな？・・・。


でも、ここまで来ていて１０時でかえるのもなぁ～・・・。


でも、この雪代ダクダクリバーじゃ何処も釣りなんて出来ないしなぁ～・・・。



けど、このまま帰るのもなぁ～・・・。



しゃぁ～ない・・・あの川へ行くかぁ～！！







この時はまだ、地獄を知らずに居た・・・。