「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

11月19日(火)20時~・11月20日14時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

夕立と心に秘めたエール

2024年07月25日 05時34分03秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

夕立の後のすべてを洗い流したような、フラットになった感覚が好きな私です。

先日若い自助グループの友人から、降格を願い出ましたという連絡があった。

その決断は家族を背負う彼にとっては、熟慮の末の重い決断で有ったと思う。

しかしそれは撤退ではない、人生の選択である。

激しい夕立の後の晴れ渡ったような光景が目に浮かんだ。

日々サラリーマン生活の中で言うに言えない思いもあったのだろう!

自分らしい生き方を選んだ彼に最大の賛辞を送りたいと思った。

外から見て優秀で評価されることと、自分が幸せを感じることは違う。

管理職になることで、自分ではない自分が求められる場面も増えたのかもしれない。

もうすぐお盆がやってくる。

長く森田を学んできたのに、なぜあのとき、降格や転職を積極的に勧めなかったのかと問い掛けている私がいる。

仏壇の弟の遺影は、何も語りはしない。

最後の最後まで何一つ、兄らしいことができなかった一世です。




2024/07/25 一世

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森田療法リモートガイダンスセミナー

2024年07月24日 07時52分45秒 | 集談会 開催日


大阪水曜ほっと集談会一世です。

おはようございます。

あなたの人生が変わる出会いが待っているかもしれません。

森田療法についてのガイダンスセミナー全国リモート初心者懇談会をZOOMで開催します。

※参加費は無料です。

恥ずかしながら8月は一世がしくじり体験を発表させていただきます。

前日17時まで受付をしています。

私たちは、森田療法で救われた経験から、チームで森田療法のすばらしさを伝える活動をしています。

一人でも多くの方が森田療法に出会い心豊かな人生を歩んでいただきたいのです。
 
うれしいことに、参加されて、既に会員になられた方や、集談会に参加された方や既にスタッフとして活躍されている方も、ございます。
 
会員以外で森田療法に関心のある方、会員であるが森田療法&生活の発見会について詳しく知りたい方が対象です。

会員による貴重な体験談も視聴できます。
 
私たちの素晴らしい仲間が皆様の参加を心よりお待ちしております。

開催日


○2024年8月6日(火)

19時半〜21時半

※要予約

※ハンドルネーム・ビデオOFF参加も可能です。
 
お問い合わせはNPO法人生活の発見会「全国版リモート初心者懇談会」専用窓口よりお願いします。
 
下記クリックしてください。
 




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あきらめ上手で超ハッピー!

2024年07月23日 19時11分41秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

軽いテーマで失礼します。

これでも随分軽くなったのです。

この夏私があきらめたことを、お伝えしたいと思います。

ふざけているのではありません。

ちなみにあきらめるとは、物事を明らかにするという意味が含まれているようです。

曖昧にしていたことを明らかにして、どう行動するか問われている気がします。

①配偶者の笑顔

相手のあることなのでどうしようもないのです。

②娘からの感謝

三歳までに充分幸せをもらいました。



③職場での評価とボーナス

何とか住宅ローンと娘二人の教育費も払えました。

④自助グループ活動におけるヘルパーズ・プリンシプル(助力者原理)」 

初めて参加された方から充分すぎるほど、気づきをいただいています。

これらはすべて事実なのです。

そのことによって私は本当に日々幸せです。

さらに森田を学んで私があきらめたことをお話しします。

それは症状を治すこと、性格を変えることです。

そして目の前の事に集中して、症状をブレーキにしながら自分がやりたいことを少しずつやるのです。

※今日の森田博士の言葉

素直な心ほど安楽なものはない。

それは間違いのない事実、そのものに従うからである。




2024/07/23 一世

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心の梅雨明け宣言!

2024年07月22日 09時37分01秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今月で62歳になります。

62歳になる、19歳という感じでしょうか?

意味がわからん!

別段人間的に成長したとも思いませんし皆様に偉そうに語るべき言葉もありません。

昨日も些細な事で40歳違いの同僚にいじられて、

職場でブチ切れて落ち込んでおります。

森田博士の全集から学んだ、「夫婦喧嘩のやりかた」を応用して、やり返すための作戦を考えている私です。

そのうち怒っていることも忘れてしまうのです。

いつまでも大人になれず気がついたら、生物学的には、じいじになっておりました。

なんでやねん?

今年は梅雨が短かったような気がします。

ありがたいことに私にとってはプチ鬱明け宣言です。

鬱々とした感情が、自然と普通の感覚に戻るのです。

年に4回のこの季節の風物詩はいつも忘れた頃にやってきて私に自己内省を促すのです。

今年はあっという間に過ぎ去ってしまいました。

落ち込むことはどうしようもありませんが、

最低限生活を維持する手立ては、森田療法の自助グループ活動を通じて少しはこんな私でも身についたような気がします。

次は秋の気配を感じる時期まで、なんとかなりそうです。

あまり先を見すぎますと、足下をすくわれるので1ヶ月先までの予定しか考えないようにしています。

よく言えば臨機応変、実際は行き当たりばったりの私です。

※今日の森田博士の言葉

つまりわれわれは、

自分の感情を否定し抑圧することは不可能であるが、

感情の自然にしたがいて、理知をもってこれを調節する工夫をすれば、

楽に心の調和が保たれるようになる。

例えば洪水の水を強いてせきとめようとすれば、

堤も破壊するようになるが、水が自然に流れうるように道を開く手段を講ずれば、大きな損害と危険もなくなるのである。

森田正馬全集 第五巻 749




2024/07/22 一世





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森田療法に人生を懸けた人々がいた!

2024年07月21日 07時49分15秒 | コラム 

 
大阪水曜ほっと集談会一世です。
 
昨夜NHKのプロジェクトXという番組を見た。
 
涙があふれた。
 
サッカーワールドカップでの優勝に至るまでの女子サッカーのパイオニアたちの苦難に満ちた物語であった。
 
加齢により涙腺が緩んで、田口トモロヲ氏のナレーションが心にしみた。
 
いつの時代も開拓者と言われる人たちがいる。
 
未来が見えない中で好きということだけで困難を顧みずにやり遂げようとする人たちがいるのである。
 
私は現在自助グループ内で全国版リモート初心者懇談会という森田療法に関するセミナーのスタッフとして活動しているが、
 
このような小さな取り組みにおいても私なりの苦難があった。
 
もし森田療法版プロジェクトXがあったとしたら私はさらに号泣するだろう。
 
話は変わるが最近フリージャーナリストの岸見勇美氏の書かれた、
 
運命は切りひらくもの~森田療法の普及にかけた岡本常男と支えた人々~という著書を読み返した。
 
メンタルヘルス岡本記念財団の設立に至るまでのプロセスがドキュメント的に描かれている。
 
森田療法の普及に人生を懸けた人々が主人公である。
 
私が十代から二十代に掛けて森田療法を学んだ河野基樹医師に関する記述もある。
 
岡本記念財団は1988年7月28日に正式に認可されたそうである。
 
この財団は関西で36年以上にわたって神経質に悩む人々の、心のオアシスになっている。
 
今月久しぶりに訪問したいと思った。


2024/07/21 一世
 
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする