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「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

8月19日(火)20時~・8月20日(水)14時~(ZOOM)にて開催します

万策尽きて目が覚める!

2023年02月23日 07時18分18秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今から難しい仕事に向かいます。

色々対応を考えましたが万策尽きております。

時間がないので、最近読んで感銘を受けた生活の発見会の生みの親、水谷啓二先生の言葉を紹介させていただきます。

※私どもは平凡ながら、苦しい時は素直に苦しみつつ、その日のなすべきことを、なしてゆくことが大切である。

だれにも、苦しみはあるし、いわゆる「生老病死」の四苦から免れることはできない。

「正受不受」ということばがあるが、苦しみを素直に受けることは、体験的には苦しみを受けないのと同じことになるのである。



2023.2.23 一世
※あるがままに生きる。
※水谷啓二氏著
※白揚社

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落ち込むことも立派な才能?

2023年02月22日 06時37分08秒 | 集談会日記


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今年は例年この時期にやってくる嫌な来客である落ち込み君が来ません。

待ちぼうけのような不思議な感覚です。

定年になりプレッシャーが減ったと思われるかもしれませんが、深刻な人手不足により定年前より仕事量も増え、新しい仕事をどんどん言いつけられています。

一つ考えられるのは、落ち込み君の性格と傾向を把握したからです。

内視鏡による大腸ポリープの切除により食生活をあらため、お酒も減らし、夜間ウオーキングをしています。

この第二の脳と言われる腸内環境を整えたことで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促し自律神経が安定したのかと勝手に推測しています。

さて昨夜は大阪水曜ほっとリモート夜間懇親会でした。

詳細は個人情報もありますので触れませんが、ひとつ感じたことがあります。

それは症状にとらわれて落ち込むことも立派な才能ではないかということです。

高性能の危険を察知するセンサーを持つ神経質者は、病気や深刻な落ち込みを回避するプログラムを取り込んでいるのかもしれません。

過剰に働きますと生活が停滞します。

それをバランスよく調整してくれるのが森田療法かもしれません。

森田博士は休息は仕事の休止にあらず転換にありと言われています。

自律神経に関する研究の第一人者で順天堂大学医学部教授の小林弘幸教授はこう述べられています。

※体を大切にするというのは、体を休めることではありません。

体が本来持っている機能を充分に働かせることができる状態に整えるということです。※

コロナ禍で用心から生活においてあまり動かなくなった後期高齢者の方が持病や認知機能を悪化させたことは記憶に新しいですね。

いかがですか?

いかに森田療法が脳科学さらに自律神経や大脳生理学に裏打ちされた学説であるかというひとつの証明ですね。

いづれにしても季節性鬱がこのまま過ぎ去ることを願うばかりです。


2023.2.22 一世
※「なぜこれは健康にいいのか?」より一部抜粋
※小林弘幸氏著
※サンマーク出版


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銀河鉄道999と心の旅!

2023年02月21日 07時32分55秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨日仕事で事前に用意周到に準備をしていたにもかかわらず予期せぬ出来事が起こり疲労困憊 しています。

それはさておき、先日銀河鉄道999の作者である松本零士氏が亡くなりましたね。

多くのアニメーション作家より生きる上でのインスピレーションをいただいている私です。

銀河鉄道999は、永遠の命(機械の体)を求めて宇宙を旅する一人の少年星野哲郎と謎の美女メーテルを主人公にした物語です。

知らんけど!

正直ストーリーが複雑すぎてよくわかりません。(笑)

私は若い頃このメーテルのような謎めいた女性に憧れたのです。

今は好みが違います。

(もう美女とは何の関係もない年齢やろ!)心の声

ちなみに彼女がまとっているのは、喪服であると何かで知りました。

この物語は人間の生老病死の根本問題を描いているのかもしれませんね。

旅と言えば私も10歳の頃に突然死の恐怖に襲われて、14歳で読書恐怖が始まりそこから神経質症状と格闘する心の旅を続けてきました。

今もその心の旅は続いています。

残念ながら謎の美女メーテルは寄り添ってくれません。(泣)

しかし森田療法が同伴者となってこの旅をこの上なく豊かにしてくれていると感じています。

今日の森田の言葉ですが昨日に引き続き水谷啓二先生の言葉より引用させていただきます。

※「窮すれば通ず」という言葉があるが、まことにそのとおりだと思う。

私どもの人生の難路においては、すっかり行きづまってしまって、全く二進も三進もゆかなくなった時に、思いもかけず、パッと道が開けてくることが多いものである。

だからお互いに、どんな苦境、どんなみじめな状態におちいっても、決して自暴自棄になったり、あるいは自殺をくわだてたりしないで、今日のなすべきことから手を離さないで何とか生き抜いてゆくことが大事であると思う。※

厳しいサラリーマン生活を振り返って一時期仕事のプレッシャーや人間関係で四面楚歌に追い込まれたのですが、何とか土俵際で踏みとどまった私です。

還暦を過ぎて水谷先生の言葉がガンガン心に響いてくる一世です。



2023.2.21 一世

※水谷啓二氏著 あるがままに生きる 白揚社より一部抜粋







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見せかけの自分と本当の自分!

2023年02月20日 07時09分11秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

先日尊敬する集談会の先輩会員とメンタルヘルス岡本記念財団を訪問させていただいた。

いつも事務局の方がにこやかに迎えてくださることがうれしい。

初代理事長には20代の折、集談会で直接お話を伺う貴重な機縁をいただいた。

在りし日の穏やかで包み込むような語り口調で森田療法とご自身の体験について語られた当時の理事長のお姿が蘇る。

財団の所有されているたくさんの貴重な蔵書の中なら水谷啓二先生の本を2冊お借りした。

他では公開されていない森田に関する講話も視聴できるそうである。

10代の頃「自覚と悟りへの道」の中の水谷啓二先生の体験記を読み自分が苦しんでいた悩みは読書恐怖というとらわれであることを知った。

この本は私のバイブルである。

あれから40年以上の歳月が流れた。

人間関係における思想の矛盾にとことん苦しめられた私には、先生の言葉のひとつひとつが心に刺さる。

以下水谷啓二先生の言葉より、

※このだれにもそなわっている本来の人間性の尊さに気がつかないものだから、演技的な行動をしてまで、自分をいかにも立派な人間であるかのように見せかけようとすることになる。

ところが、この演技的な生活態度は、一見それがいかに真実であるかのように見えても、じつは虚偽であり欺瞞的な行為であるから、それによって本当の心の満足は得られない。

そればかりか、他人との関係が敵対的になり、疎遠してくるばかりでなく、自分自身の心からも責められるために二重の苦しみを味わわねばならなくなってくる。

鋭い人間観察ととことん苦しみぬいた人間にしか紡ぎだせない言葉の数々であると心底感じた私です。



2023.2.20 一世

※水谷啓二氏著 あるがままに生きる 白揚社より一部抜粋

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神経質症状のフルコースを味わう!

2023年02月19日 07時14分16秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

私に集談会運営をする資格があるのかどうかわかりませんが、本当に様々な症状に苦しんできました。

これを私は神経質症状のフルコースと呼んでいます。

オードブルが雑念恐怖の強迫観念。

スープが小さな体の異常が気になる普通神経症状。

ポアソン(魚料理)が抑鬱。

口なおしのソルベが対人不安。

メインのヴィアンド(肉料理)がパニック。

デザートが老化現象。

(これは神経質症とは関係ない)

振り返りますと全身神経質症状態でした。

何のアドバイスもしない(できません)がこれだけあれば少なくとも話を聴かせていただくことはできます。


NPO法人生活の発見会には神経質症状を人生の彩(いろどり)と表現された偉大な先輩がおられます。

そういえばテーブルマナーには装花が欠かせませんね。

今本当にこう思うのです。

症状が多い分、多くの出会いと共感がありました。

神経質で良かった。



2023.2.19 一世

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