大阪水曜ほっと集談会一世です。
多忙の忙と言う漢字は人の心をなくすと書くそうですね。
一時的に、人の心をなくしている私です。
猛暑と人手不足地獄に対して無感動、無気力、無関心になることで自分の心を守っているのです。
このブログも書きたいと思いながらも、生活優先で失礼しました。
私の森田の学びのひとつはその時々に応じて優先事項を見極め、今やりたくないこと、出来ないことをきっぱりと捨てることでした。
心の省エネ、つまり心のエネルギーの使い方の工夫です。
このことにより、何回かダウンしながらも完全に倒れることなく何とか生活を維持して参りました。
ところで最近報道されているブラック企業でのある種の洗脳ともいえる心の支配について改めて怖いと感じました。
人は追い込まれれば、自分を守るために何でもやってしまうのです。
私自身ブラックな職場環境に身を置いてきた人間であり、過剰適応により心身のバランスを崩した人間でもあります。
生活を脅かす降格人事や人格を拒否される罵倒により、人間らしい感情が奪われるのです。
ブラックな環境を変えることは出来ません、これからも残念ながら完全には、なくならないと思います。
過剰適応をやめ、目先の評価を捨てる、ブラックな環境からはできるだけ距離を置くことで大切な心を守ってほしいと切に願います。
心に違和感を感じたり、緊張したり、ハラハラドキドキしたりすることがどんなに素晴らしい 感情であるかを改めて思い知らされた私です。
これほど生きている実感を感じさせる感情はないですね。
私は神経質タイプは貧乏だと思っている大富豪な人達だと思います。
不安、怒り、悲しみ、絶望、喜び、などあらゆる 感情を感じ取れる能力があるのです。
これはやはり生きていくために不可欠な才能なのです。
変えることも、否定することもないのです
今日の森田博士の言葉
※強迫観念とは、この自然に起こる感じや考えを否定し排除しようとする不可能の努力から起こる苦悩 であります 。※
2023.8.4 一世
2023.7.31 一世