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iPhone SE (第2世代)にアラミド繊維ケース「DURO」を装着した

■私好みの能書き多めなケースをポチる

 先日購入したiPhone SE (第2世代)に、Deff(ディーフ)社のUltra Slim & Light Case DURO(デューロ)を装着した。正式な商品名はUltra Silm & Light Case DURO Special Edition for iPhone SE(第2世代)と言う。Amazonで4,920円で購入。

Ultra Silm & Light Case DURO Special Edition for iPhone SE(第2世代)のパッケージ

 過日のiPhone SE (第2世代)購入のエントリーに「iPhone 8のケースが流用できる点が、iPhone SE (第2世代)の魅力」と書いたことは忘れていないが、評価の高いケースを試してみたく、何の不満も無く使っている現行ケースSpigenのリキッドエアーにはいったんお休みいただくことにした。iPhone 8からiPhone SE (第2世代)への機種変更では、変化が少なく刺激が足りなかったのかもしれない。


■新素材を高精度で加工した洗練デザイン

 「Special Edition」という名称は、カメラ周りがレンズやフラッシュなどの必要な部分しか開口していない密着デザインであることが特別仕様の所以らしい。こうしたデザインを実現するには、高い精度でケースを設計し加工する必要があるだろう。

レンズ周りの造形は精緻だが、サイドボタンはむき出し。

 デザインだけでなく、驚くほどに薄く軽量な点も本製品のウリである。強度と耐性が極めて高いアラミド繊維がケースの主材料で、厚みはパッケージ表記で約0.7mm、重量は実測で10gを切る。たしかに、まるでケースを装着していないかのような一体感がある。


■安心感は少なく、クセ強めの「プロ」仕様ケース

 強靱な素材を採用した一方で、音量を上げる下げるボタンとサイドボタンはいずれもむき出しで、ケースで保護される部分は少なめ。カメラ部では細かく作り込んだデザインが、サイドボタン周りでは開口部を広くとった凡庸な仕上げとなっているのは残念なところ。
 ケース表面は独特な触感で、かなり滑りやすいと感じる。底面の開口部を使ってストラップを取り付けるのもアリだろう。

着信/サイレントスイッチや音量を上げる/下げるボタンは保護されていない

 重要なポイントとしてディスプレイ側の回り込みは画面より低く、ディスプレイを下にして置いた場合は画面が接地してしまう。傷が気になるなら画面保護のフィルムを貼った方がよい。総じて、端末が守られている安心感はシリコンケースに劣ると感じる。
 ケース装着は容易だったが取り外しが極めて困難なことも記しておく。iPhoneのカメラ部分を保護するため底面から押し出すように案内されているが、外すのにはかなりの力が必要だった。

ディスプレイ側の高さはわずか

 なお、製品パッケージにも記載されているとおり、ワイヤレス充電はケースを装着した状態で問題なくできているが、あくまでも自己責任で。

ケース装着時もワイヤレス充電は可能

 これまで使っていたケースとは見た目も触感もまるで違うDUROのケースだが、しばらくつきあってみたい。


【参考】

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