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Apple StoreでiPhone SE (第2世代)をドコモ機種変更で買う

■Touch IDを搭載した最も安価なiPhone

 2020/11/1、Apple 名古屋栄でiPhone SE (第2世代)を購入した。
 2018年の購入から3年が経過するiPhone 8は、サブ機として使っていることもあってスペック不足を感じることはないものの、バッテリーの最大容量は約85%まで低下し、放電が早くなるなどバッテリーの劣化を顕著に感じていた。ちなみにAppleでのiPhone 8のバッテリー交換費用は5,400円(税別)なのだそうだ。
 …買い替え時である!

3年使ったiPhone 8のバッテリー容量


 2020年10月に発表されたばかりのiPhone 12 miniは、iPhone 8よりもわずかに小ぶりで、有機ELディスプレイやデュアルカメラを搭載し5G通信にも対応した最新スペックを誇りつつ最小容量の64GBモデルは74,800円(税別)と抑えめの価格が設定されている。
 その半年前の2020年4月に発売されたiPhone SE (第2世代)は、iPhone 8の筐体にiPhone 11世代のチップセットを詰め込んだモデルで、最小容量の64GBモデルはさらに安く44,800円(税別)である。その差はきれいに30,000円。
 さて、どちらを買おうか。

iPhone 12 miniとiPhone SE (第2世代)を比較


 考えてみれば、私のメイン端末はXperia 1 IIで5Gも高性能なカメラも搭載しており、iPhoneにそこまでの性能を求めてはいない。
 それに加えて強く判断の決め手となったのは、コロナ禍時代に無力化されてしまったFace IDの存在である。iPhone 12シリーズもTouch IDは採用されず顔認証のFace IDが搭載されたが、アーリーアダプターのiPhoneレビューでさえ、Face IDの不便さがことごとく言及されている。30,000円の価格差があって日常的に不便さが増えるなら、iPhone 12 miniの選択はないと判断した。


■Apple Storeでキャリア契約購入すると割引

 支払額はさらに安くできる。今、Apple Storeで機種変更を含むキャリア契約をともなって購入すれば、さらに本体価格を8,000円を割引する施策が実施されている。これを適用して36,800円だ。しかし、実店舗での事務手続きと言うことで、翌月の電話料金にあわせてドコモから事務手数料2,000円(iPhone 12シリーズで5Gへ契約変更する場合は3,000円)の請求があるので、実質の割引額は6,000円となることには留意しておこう。こういうおトク度が減るときに、実質価格を表示しないのはズルいと思いまーす!
 さらに3年間使ったiPhone 8(64GBモデル・SIMロック解除済)は使用感ありまくりだが15,000円で買い取ってもらえる。つまり、44,800-8,000-15,000の21,800円(税別)で、iPhone 8がiPhone SE (第2世代)に「交換」できるわけだ。加えて外形寸法が全く同じなので、ケースも流用できてこれ以上の出費はない。なんと財布に優しいことか。

Apple Storeアプリで予約


■コロナ禍のApple Storeは敷居が高い

 新型コロナウイルス感染症の猛威に世界が晒されている中、Apple Storeで確実に購入手続きを行うため予約が推奨されている。事実、私が購入した2020/11/1の日曜日は予約無しの来店客の入店は受け付けていなかった。予約は前日の午後でもできたので、この時代の作法として確実に入店したいなら予約すべきだ。

Apple Storeの新型コロナウイルス感染症対策


 所定の時間前に到着したが15分ほど店頭で待機したあと検温を受け、店舗の2階に案内された。Apple Storeの店内は普段の混雑とは別世界のようにゆったりとしていて、1テーブルに2組程度の予約客がスタッフとやりとりを行っていた。

Apple 名古屋栄の店内の様子


 今回はサブのドコモ回線でiPhone SE (第2世代)に機種変更を行う。実際にはUQ mobileで利用するつもりだが、開通試験に必要だろうと契約回線のSIMカードを持参したのは正解だった。いったん電源アダプターとEarPods(有線イヤホン)が付属しない新パッケージが用意されたが、正しく機種変更の事務処理ができなかったようで旧パッケージに差し替えられる場面もあった。これらを使う予定はないが、いつかの買取の際に有利に働くかも知れない。
 また、端末代金を一括払いしたのでその場でSIMロック解除の手続きがとられ手間が省けた。せっかくなので、帰りすがらにUQ mobileや楽天モバイルのSIMを差し込んで設定してみたところいずれも正しく通信ができた。

Apple 名古屋栄で機種変更中


■体感では大差ありません

 改めてiPhone SE (第2世代)を眺めてみる。今回購入したのは (PRODUCT)REDで鮮やかな赤色が映えるが、ケースを装着してしまうとカメラのレンズ周辺しか見えなくなってしまうのはお約束。iPhone 8と比較すると、背面のAppleロゴの位置が真ん中になったことと全カラー共通でベゼル部分が黒くなったのが外観上の変更点だ。

iPhone SE (第2世代) (PRODUCT)RED


 購入して1週間ほど使っているが、ゲームのロード時間が少し短くなった以外に体感できるようなスペックの違いはない。ただ、Wi-Fi 6に対応していて、Wi-Fi接続時の下り速度がスピードテスト上はiPhone 8の約2倍になっている。iPhone 8では利用できなかった楽天モバイル(MNO)のSIMが利用できるようになったのもありがたい。他に差を挙げるなら、カメラアプリのキビキビ感が増したかな?

環境構築が完了したiPhone SE (第2世代)


 iPhone 8は3年使ったが、このiPhone SE (第2世代)は・・・
 まぁ、それはさておき大切に使っていこう。



【参考】

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