それが、SH-MODEの更新情報を知らせてくれる「SH-MODE INFO」である。
上下2段に分かれた画面構成で、上段は「新着情報」、下段は「おすすめコンテンツ」へのリンクが左から右へスクロールしていく。一度に表示できる文字数は全角換算で9文字。また、一番下のSH-MODEのバナーは「公式サイトへ」の言葉通り、SH-MODEトップページへのリンクになっている。
2009/11/7時点で表示される情報は以下の12件。なお、絵文字等は省略している。
◆新着情報
1)SH-MODEメールマガジンの登録受付中!! 壁紙などコンテンツをプレゼント
2)月替わり体験iアプリ!!「フィギアスケート」が登場
3)壁紙コーナー★「華色色」FLASH壁紙を追加!!
4)R30邦楽洋楽 今週は懐かしの歌謡ポップス名曲選です
5)デコメアニメ Bloodtype★0。
6)きせかえツール お待たせしました。SH-08用に「MOSHI NEKO」を追加
◆おすすめコンテンツ
7)YU-Aからコメントが
8)メロ ムテキの嵐
9)ゲットデコメ
*豪華キャストが集結
0)業界初楽曲占い
#ウタ その先へ カヴァー
「新着情報」はそれぞれのコーナーへ、「おすすめコンテンツ」はコーナーの中の個別コンテンツへのリンクにそれぞれなっていて、クリックすると、サイト接続を確認する画面を経由してSH-MODEの該当ページに接続できる。
ただし、iウィジェットの仕様なのか、サイトに接続した時点でウィジェットは強制的に終了されてしまい、ウィジェット上の別のリンクをクリックするには、再度ウィジェットの起動から始めなければならない。
正直に言って、非常に使いにくい、というか全く使っていない。メルマガの方が断然便利だ。
そもそも、iウィジェットを更新通知ツールとして展開しようとするには無理がある。メールと較べて情報量で負けるし、自動更新されるといっても専用の画面を経由して起動する必要があるので気づきにくい。(この点で、待受画面に配置できるソフトバンクモバイルのモバイルウィジェットとは異なる)
ドコモには更新通知に使えそうなサービスとして、iウィジェットとiモードメール以外にも、トルカやメッセージR、さらにはiコンシェル、iスケジュールなど類似の機能があり、サービスを選択する企業側も情報を入手しようとする利用者側も、双方が混乱している状況に感じられる。こうした更新通知には、iコンシェルがもっとも適していると個人的には思うが、対応端末は昨年冬以降のシリーズに限られているので、急速な移行は難しいだろう。
まもなく新製品及び新サービスの発表時期を迎えるが、時計やミニゲームが中心のiウィジェットを今後どう展開させていくのか注目したい。