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ジェイドにプラズマクラスター搭載LEDルーフ照明を装着

■ジェイドにプラズマクラスターをください

 ホンダ ジェイドの購入時に取り付けたオプションの中に、「プラズマクラスター搭載LEDルーフ照明」がある。ホンダアクセスの取扱いで18,920円(消費税10%込み・取付費用別)。ホンダの他車種ではエアコンに標準でプラズマクラスターが搭載されているグレードが多いが、ジェイドには設定がないので純正アクセサリーで対応することにした。
 今さら説明するまでもなく、プラズマクラスターシャープ株式会社が開発した、空気清浄や消臭などの効果があるとされるイオン技術の総称である。プラズマクラスター搭載LEDルーフ照明

 ジェイドは運転席上にマップランプがあり、前席と2列目の間の天井、それにラゲッジルームの天井に室内灯が配置されているが、この製品は前席と2列目の間にあるルームランプを取り外して装着する。このため、標準アクセサリーのリア席モニターなどとは排他の関係となる。
 外観は少し厚めのLEDルームランプだが、内蔵された発生器が生成するプラズマクラスターイオンをファンで放出する構造だ。風の流れは、吸い込み口が運転席側で、吹き出し口が運転席後方から前方側に開いている。こうなると、エアコンとの関係が気になるが、天井を伝わってうまく循環する設計になっているのか、後付けゆえに何も考えられていないのかはよくわからない。

吸い込み口と吹き出し口

 エンジン(というかシステム)を起動させると約60分間運転し、バッテリー(ルーフ照明部、以下同じ)の電圧が一定以上ある場合はそのまま動作が継続する。エンジンを停止した後もすぐに停止することはなく、同じくバッテリーの電圧が一定以上の場合は約60分間運転が継続される。この動作は手動でOFFにすることもできる。また、エンジンを始動していない状態でも、スイッチを押せば動かすことはできる。


■「寿命」があります

 本製品において重要な点なのだが、内蔵されているプラズマクラスターイオン発生器は約19,000時間が経過すると停止してしまうことが取扱説明書に明記されている。製品寿命がハッキリと決まっているのは小心者には気になってしまうポイントだ。
 19,000時間というのは、毎日6時間稼働したとして3,166日余りで、つまりは約8.6年である。毎日4時間稼働すると約13年となる。カタログには、1日8時間運転した場合の数値として約6年6か月と記載されている。なお、事前予告として約18,970時間が経つと作動表示灯が点滅するそうだ。もちろんプラズマクラスターイオン発生器が停止しても、照明の機能には影響はない。

作動表示灯の点灯状況

■効果は感じられるか?

 風量はLOとHIの2つのモードから選択でき、スペック表によればLOがイオン量約7,000個/立方センチメートル、HIは約25,000個/立方センチメートルとなっているが、実際のところ風量と動作音の違いしか感じられない。LOに設定していても「コー」という風の吹き出し音が耳元で聞こえるので、静粛性を追求するのであれば不向きだ。半面、風量はHIであっても気になるほどではない。
 まもなく1年になるが、やはり動作寿命が気になってしまい、夏場はプラズマクラスターのスイッチはオフにしていた。静電気やインフルエンザなどの感染症が気になる冬場と花粉シーズンにLOで動作させている。効果が実感できるかと言われれば、「つけていると、なんとなく調子がいい感じはする」というレベルなのが正直なところだが、こういうものはひっそりと働くくらいでちょうどいいと思う。

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