■使いにくいなぁと思いつつ…
ジェイド ハイブリッド RSに乗り換えてから2年以上が経っているのだが、当初から使いにくいなぁと思いつつ、調べも聞きもせずに不満だけをブツブツ言っていた機能がマルチインフォメーションディスプレイに表示される経過時間表示である。。
前車では、走行ごと(正しく言えばエンジンのON/OFFごと)にリセットされていたので、「今何分くらい運転してきたのか」を容易に確認することが出来た。ところが、このジェイドでは、経過時間が手動でしかリセットされず不満を感じていた。
■簡単に設定変更できました
ようやく重い腰を上げて、取扱説明書を確認してみたところ、あっけなく各トリップメーターがリセットされるタイミングが変更できることがわかった。今さらながら設定したので記録しておく。なお、作業はシステムを始動させてシフトがパーキングの状態で行う必要がある。
ステアリング右下のインフォメーションスイッチで「時計/車両設定」を選び、SEL/RESETスイッチを押して選択。さらに「メーター設定」を選択する。
「TRIP A 自動リセットタイミング」が該当の設定だ。
初期設定では「手動のみ」が選択されている。任意に手動で操作したタイミングでのみ、トリップメーターがリセットされるわけだ。
選択肢は、「給油連動」「IGN OFF 連動」「手動のみ」の3種類。今回は、当初の目的通り「IGN OFF 連動」を選択した。同様にTRIP Bも3種類のリセットタイミングから任意に選択可能だ。「給油連動」はフューエルリッドオープナーに連動してリセットされるのかと思ったが、単純に給油口を開けるだけが判定条件ではないようだ。
TRIPのリセットタイミングの変更により、平均燃費や平均車速の表示も影響を受けるので留意したい。
■取扱説明書は読みましょう(自戒)
カスタマイズ項目を見ると、運転支援システムによる通知や制御タイミングの調整やスマートキーシステムの音量、自動ドアロック連動に関する項目の調整が可能だとわかる。一度、取扱説明書の「カスタマイズ機能」の欄で設定できる内容を確認すると新しい発見があるかも知れない。
【参考】
- ジェイド ハイブリッド RSに決めた (2019/2/20)