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スマートフォン非対応コンテンツと専用コンテンツ

 冒頭のスクリーンショットは、http://www.hitsujiroom.jp。
 つまり、「ひつじの執事室」に、SH-03Cの標準ブラウザからアクセスした時に表示される画面である。「非対応端末の為表示できません」というメッセージだが、「ため」が「為」と表記されていることもあってか、かなり厳しくアクセスを断られた印象だ。
 フォントが小さいのは遠慮がち、なのではなく、PCブラウザ向けのサイズであるからと思われる。

 spモードmopera U等、iモード以外のプロバイダサービスを利用してWebアクセスを行うスマートフォンの場合、iモード専用に設計されたコンテンツの多くに現状ではアクセスできない。
 試しに、ドコモショップの店頭に設置されたトルカのリーダライターにSH-03Cをかざしてみたところ、トルカ自体は正常に取得できた。しかし、詳細情報を取得しようとすると、「このトルカはiモード専用コンテンツです。本端末ではご利用いただけません」と非対応サービスであることを告げられる。

マクドナルドのトルカをゲットしてみるが… 「非対応サービスです」と拒否される


 2010/9/1から開始されたばかりのspモードに、これまでiモード用として提供されてきた多くのコンテンツがまだまだ対応出来ていないことが実感できる。

 一方、スマートフォン用に設計されたコンテンツも、徐々に登場し始めている。
 Impress Watchが提供するケータイWatchなどのニュースサイトは、2010/7/21からPC版のURLにAndroid端末やiPhoneなどからアクセスすると、スマートフォンに最適化されたデザインのWebサイトを表示するサービスを開始している。加えて、ホーム画面にブックマークのショートカットを配置すると、専用に設計されたアイコンが用意されているのも嬉しいところだ。

スマートフォン向け「ケータイWatch」 従来のPC版「ケータイWatch」


 また、iモード端末向けのiメニューにあたる、スマートフォン向けのポータルサイトが「ドコモマーケット」と言えるだろうか。
 スマートフォンの急速な普及に追いつくように、今後、多くのコンテンツが提供されることを期待したい。

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