八丈島 エース釣具 ブログ

八丈島の釣果情報などを掲載します。

2021/10/27

2021-10-27 09:41:00 | 日記



先日、部屋の床を貼り替えた。
ついでに汚部屋の掃除をしちまうべい、と
断捨離よろしく古い服だの古い本だのを
捨てまくっている。

学生の頃から本を読むのが好きだった。
いわゆる活字中毒だったのであろう
小説やら自伝やらエッセイやらビジネス書やら
果てはハウツー本、自己啓発本まで何でもござれで
本を読むことを悪食とは言わないであろうが
一貫性も節操もなく欲望のままに様々な本を
ひたすら読み散らかしてきた。
それらを断捨離中である。

今後も手元に置いておきたい本もある。
だが思い切って捨てないと一向に減らない、
という事にも段々と気付いてくる
最初は『迷ったら捨てろ』であったが
そのうち『迷う前に捨てろ』、『迷わず捨てろ』
最終的に『ただただ捨てろ』って事になった。

アレン・カー著の『禁酒セラピー』などという
本も出てきた、迷わず捨てた。

昨晩、10月26日の夜も断捨離していると
お宝のような懐かしい本が発掘された
思わず、おおっと声が出た
『HIROISM』である
この本は私の学生時代のまさに恩師である
廣井孝先生の回顧録といった類の本である。

この本を目にしたのは果たしていつぶりだろうか
15年以上は見てなかった、散々お世話になったのに
なんとも先生不孝な教え子である
最初の数ページをめくって、まさに愕然とした
廣井先生は、2001年10月27日に闘病の末に
お亡くなりになった。
明日が命日じゃん…、絶句しばし呆然。

廣井先生は厳しさもあったけど本当に優しくて
ユーモアもあって、スポーツも得意だった
しかも我らが日本大学経済学部教授に41歳の
若さで就任、当時日本大学の最年少教授という
スーパーマンばりの活躍をされていた。
とにかくいつも忙しそうにされていた。

果たして、何故命日の前日にこの本を手に…

廣井先生は20年前の10月27日、まさに今日、
お亡くなりになったのである。

43歳、まだまだまだまだこれからの時に、
愛する御家族、奥様とお嬢さんお坊ちゃんを残し
お亡くなりになったのである。
さぞかし無念で無念で無念という言葉では
表せない程の気持ちであったろう…。

43歳、今の私の年齢である。ビックリ。
何故、昨晩この本が長い時を経て私の目の前に
現れたのか?
なんかメッセージあります?
私は昔も今もバカだから何も察することが
出来ないですよ?
もっと先生の話を聞いておくべきだったかな…

廣井先生は厳しくも優しく、底なしに優しく
色々と教えて下さった。
何一つ恩返しが出来なかった私を、廣井先生は
未だに気を掛けて下さっているのであろうか?
それとも『たまには俺の事を思い出せ‼︎笑』という
メッセージであろうか?笑

廣井先生、死んじゃうの早過ぎるから
卒業後に相談や自慢話をしに
研究室に行けなかったですよ。
また水道橋で皆んなで酒でも飲みたかったです。
でも廣井先生のゼミに入って本当に良かった、
と20年経って思えるのは自分でも嬉しい、
ありがとうございます‼︎

一体誰に向けてコレを書いているか
自分でも分からんが、そもそも釣りブログだし…

だがしかーし、私は他のSNSを一切やってないから
このブログに載せてみる。

まず、この本を編集してくれた
廣井ゼミナール10期生の皆様に
改めてお礼を。
私は8期だから写真見てたら色々思い出してきた。
本当に素晴らしい後輩達ですね。
あなた達のお陰で20年たった命日に廣井先生を
懐かしむ事が出来た。

我々はもちろん前を向いて進んで生きてる。
でもたまには昔を思い出しても良かろう。

結局何を言いたいか分からなくなったが
夜中にマジでビックリしたって事と
廣井先生、廣井ゼミナールに感謝って事を
言いたかったです‼︎

さあ、今からまた前を向いて
バリバリ働きまっせー‼︎



廣井先生にはんなりと寄り添う若き日の私ウケル
寿子が写ってないけどカメラ?覚えてない苦笑
当時、水道橋周辺の居酒屋では
『廣井ゼミナール出禁』という店が何軒かあった
今なら大炎上する様なお話ですなぁ



Cool head
Warm Hearts

廣井先生直筆
はい、この言葉を忘れずに生きていきます‼︎

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