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ザ・タイガースが初期メンバーで再結成！(日刊スポーツ) - goo ニュース

今朝ラジオを聴いていて、へぇ～と思ったニュースです。
ザ・タイガース、私の青春そのものです。
ビートルズ世代の私です。
ビートルズが日本に上陸し、その後、次々と発生したグループサウンズ。
その中でも、かなりの人気を博したグループです。
私が高校の修学旅行の時、九州へ行く寝台列車の中で、みんなで「僕のマリー」を歌ったのを思い出します。

♪僕がマリーと会ったのは
さみしいさみしい雨の朝～

たぶん、タイガースのデビュー曲だったと思います。
その曲と、修学旅行先の観光地での出来事がオーバーラップして来ます。
私は、自分の性格のせいだと思いますが、友達と呼べる人はほとんどいなくて、さみしい高校時代を過ごしたので、修学旅行も思いっきり楽しんだわけではなく、この曲を聴くと、満たされない気持ちの自分と裏腹に、真っ青に晴れ渡った空と海の宮崎を思い出し、物悲しい気持ちになります。

タイガースは、その後、次々とヒット曲を出しましたが、私が一番好きだった曲は『落ち葉の物語』です。

♪長い坂道の 落葉の丘に
やさしいあの人は 住んでいるのです～

ラジオの深夜放送のリクエストコーナーに何度もこの曲をリクエストしましたが、一度も採用されることはありませんでした。
私が、とりたててタイガースに夢中になったのは、高校を卒業してからです。
それまでは、グループサウンズの好きなグループの一つというくらいでしたが、徐々にジュリーこと沢田研二さんに夢中になりました。
『銀河のロマンス』というタイガース主演の映画も一人で行列に並んで見に行きました。
当時のタイガースのファン層は、私より少し下の世代だったので、私は恥ずかしい思いをしながら、年下の女の子たちに混じって、映画館の前で並んだのを思い出します。

ザ・タイガースもさまざまな変遷を経て、のち解散するわけですが、メンバーの一人、瞳みのるさんが、すっかり音楽から離れて、高校の教師になったというのは、驚きでした。
その後も、再結成の話が何度がありましたが、瞳さんは、一切の過去の活動を振り切る形で、かたくなに参加しなかったというのを聞き、とても残念な気持ちになりました。
でも、その後、高校の教師を辞め、メンバーとの交流が復活したと聞きました。
２年前に瞳さんがタイガースに参加し、結成当時のタイガースの再結成か？と思ったところ、加橋かつみさんが加わらなかったりと、なかなかオリジナルメンバーが揃うことはありませんでした。

ところが、今回は、オリジナルメンバー全員が揃って再結成ということなので、驚きとともに、その実現が楽しみです。
コンサートに行くのは、難しいかなと思いますが、何らかの形でその再結成のコンサートが見られたらなぁと思っています。