はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

可愛いテツくん

2021年02月09日 | 雑談
私が通っている書道教室には、数人の小学生がいます。
昨年の緊急事態宣言明けの書道教室の時にセンターの人が書道教室の見学に来ました。
その時に教室の子供たちがあまりに静かでほとんど言葉を発することなく黙々と筆を動かしていたということにとても驚いていました。
長いテーブルに1人ずつ座ることになっているとはいえ、子供の席は前の方に集中しているので、前後や隣で会話をしようと思えばできないことはないのですが、教室の小学生はほとんど言葉を発することはありません。
先生が言うには、「この教室は大人が混じっているからだと思う」ということでした。
子供だけの教室だと、これほど静かに過ごせることはないんだそうです。
そういう雰囲気だからかどうか、書道教室に来ている小学生は、私が何かを話しかけても反応がありません。
少し前に教室の外にいた4年生の女子に「おはようございます」と声を掛けたのですが、反応がありませんでした。
その子には、教室内で声を掛けた時にも無視されたので、その後は私も声を掛けることを止めました。
反応がないのはその子だけかなと思ったのですが、そうではなく、他の女の子に声を掛けた時も同じように無視されました。
それで私は書道教室の子供には声を掛けないことに決めました。
大人げないかもしれませんが何度も無視されたので、朝の挨拶以外は声を掛けるのはやめることにしました。

教室では書いたものを添削してもらうために、作品を持って先生の所へ行くのですが、たまに人が集まってしまって並ぶことがあります。
小学3年生の男子にテツくんという子供がいるのですが、その時、たまたま私の後ろにテツくんが並んでいました。
そして、私が書いたものを見て「ど う と く?」と聞いてきました。
その時、私は「道徳」という楷書を書いていました。
私は突然話しかけられたので、慌ててしまって、「そう。」とだけ答えて、それ以外言葉が出ませんでした。
教室の子供はみな会話はしないのかと思っていたので、不意に言葉をかけられて、それ以上の言葉が続きませんでした。
せっかく声を掛けてくれたので、本当はもっと話がしたかったのですが、会話はそれで終わってしまいました。
でも、その日、テツくんと帰りが一緒になり、話をしました。
「家の人が迎えに来てるの?」
と聞くと、
「ううん。自転車で帰る。」
と言っていました。
テツくんは、私に「さよなら」と言いました。
私は「気を付けてね」と言いました。

その後も席が近くになったときなど、ちょこっと話をすることがあります。
テツくんは、友達みたいに話をしてくれます。
たったそれだけなのですが、他の女子からあまりに無視されるので、余計にテツくんの可愛さが引き立ってしまいます。
ホントに素直でかわいいなと思います。

私の孫のミニと同じ学校の同じ学年のテツくんですが、聞いてみたところミニもテツくんもお互いに知らないということでした。
たぶん、今まで同じクラスになったことがなかったんだと思います。

最近は、孫たちにも全然会えていないので、テツくんが孫の代わりみたいでかわいい。


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