はーちゃんの気晴らし日記

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困ったクマさん

2007年12月14日 | クマ
以前、ゴミ回収業者のことを書きましたが(『ゴミ回収業者にご用心』)、別の件で、思い出したことがあります。

テレビが映らなくなって、新しいテレビを買った時、粗大ゴミの回収業者が通りました。
体格の良いお兄ちゃんでした。
たまたま主人は留守でした。
当時は今のようにテレビを無料で引き取ってくれる時代ではなかったので、テレビは千円で引き取ってくれることになりました。
ついでに使わなくなったガラスのテーブルがあるので、それも引き取ってくれるように頼みました。
すると、「千円」と言ってから、「高いですか?」と聞いてきました。
「市の粗大ゴミに出せば、500円で引き取ってくれるので、千円は高いな~。千円も払うなら市に出した方が良いわ。」
と言うと、
「それじゃあ、500円で良いです。」
と言うので、ガラスのテーブルも回収してもらうことにしました。
テレビは、一番奥の部屋に置いてありました。
テレビの上にお雛様が飾れるほど厚いブラウン管のものなので、かなり重い。
私の力では、持ち上げることさえ不可能だったので、そのお兄ちゃんに家にあがってもらって、テレビを運んでもらうことにしました。
クマは他人が家に入ると吠えまくって、大騒ぎになるので、居間に閉じ込めました。
ところが、居間と廊下の間にあるドアのガラスの1枚が割れていたのです。
業者がテレビを抱えて廊下に出て、中腰になりながら、少しずつテレビを動かしていたら、割れたガラスの間からクマが鼻先を出して、その人のお尻をガブッ!
上手い具合というか何と言うか、その人のお尻がちょうどクマの鼻先にぶつかる位置にあったんですよね~
思いっきり噛んだわけじゃないので、怪我にはなりませんでしたが、お兄ちゃんは、「痛たたっ!」とお尻を押さえて座り込みました。
驚いて、
「大丈夫ですか?!」
と駆け寄りました。
「大丈夫です。」
とそのお兄ちゃんは言って、テレビをトラックに乗せました。
私は、申し訳ないので、
「やっぱりガラスのテーブルは千円で良いわ。」
と言って、テレビの代金と合わせて2千円渡しました。

帰ってきた主人に事の顛末を話すと、
「もしも変な業者だったら、後になって、『あっちが痛いの、こっちが変だの』と言って、いちゃもんつけて来ないとも限らない。そんな業者でなければ、良いけれど。」
と言うので、心配になりました。
2~3日は、何となくそのことが頭から離れず気になっていましたが、その後、何事もなくほっとしました。
通りがかりの人なので、何があるかわからないし、気をつけないといけないなと思いました。

このことがあった後、応急処置として、透明のファイルを貼ってしのぎました。

クマはテリトリー意識が強くて、他所の人を全く受け付けないので困ります。
年を取ってきてから、それが以前より強くなったような気がします。
番犬としては、かなり有能だとは思うのですが。

トップのクマは一眼レフで撮ったものです。

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