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はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

蜂---恐怖の朝

2005年06月15日 | わたくしごと
20年ほど前、蜂に刺されたことがあります。
洗面所の棚にタオルをたたんで置いてあったのですが、そのタオルを取ろうとした時に、思いっきり右手の人差し指を刺されました。
どこからか蜂が飛んできて、タオルに止まっていたようです。
アシナガバチでした。
刺された瞬間は、ミシン針のように太いもので刺されたような激痛でした。
人差し指はみるみる腫れ上がり、ズキンズキンという痛みがしばらく続いたことを覚えています。

それ以来、何故か蜂が夢に出てくるようになりました。
何ヶ月かに1度の割合で、大きな蜂に追いかけられたり、刺されそうになったりして、はっとして目が覚めます。
そのときは寝汗をびっしょりかいています。
最近は多少パターンが変わり、蜂を思いっきり叩こうとして、寸前に目が覚めることもあります。
蜂の夢でうなされることが多いのです。
最近になって、『一度蜂に刺されたとこのある人は、二度目に刺されたときは要注意』と言う話を聞きました。

先週末のことです。
朝の通勤途中で窓を半分開けたまま車を走らせていました。
今頃は冷房をつけるより、窓を開けて外の風に当たった方が気持ちが良いので、朝の通勤時はそうしていました。
もうすぐ会社というところで突然、開けた窓から虫が飛び込んできました。
かなり大きいと思ったので、カナブンのようなものがはいったのかなと思っていました。
車は走っているので車内は風が強く、飛び込んだ虫は下のほうに落ちたまま上れないようでした。
赤信号で止まった時、静かになった車内でその虫は、やっと落ち着いたとばかりに動き出しました。
バックミラーから見えたその虫はナント蜂でした。

それも普通の大きさではない。
身体のサイズだけでも5~6センチはあるように見えました。太さも人差し指くらいの太さがありました。
よく、夢に登場するような蜂です。
たぶん、クマバチという蜂だと思います。

私の心臓は止まりそうになりました。
どうしようと思っているうちに信号が変わり、走り出すと蜂は強風にあおられて見えなくなりました。
私は早く車から出て行ってほしいと思い、すべての窓を全開にしました。
でも、次の信号で止まっても蜂は出て行くことはなく、後ろの方で上下に飛んでいるだけでした。
すぐに車を止めて蜂を追い出したかったけれど、朝の通勤時間帯のため、私がそこで車を止めてドアを全開にしていたら大渋滞を招いてしまうと思い、生きた心地もなく走り続けました。

蜂は黒いものに攻撃を仕掛けてくると聞きました。
その時の私は特に帽子をかぶっていたわけでもなく、運の悪いことに服も黒い服を着ていました。
『もしもここで蜂に刺されたら、私は死ぬかもしれない。車を運転しながら死んだら、大事故になって余計に他の人の迷惑になるかもしれない。でも、走っている間は蜂は動けないようだから大丈夫だろう。問題は止まったり曲がったりしてスピードが落ちた時だから』と思いながら会社の駐車場を目指しました。

駐車場に入ってすぐに車を飛び出し、全部のドアを開けました。
それでも、いつまで経っても蜂は出て行ってくれる様子もなく、会社の人を呼び行こうかと迷っていた時に蜂が車からぶ~んと飛んでいきました。
一安心でした。

家に帰ってその話をしたら、息子に一喝されました。
「馬鹿じゃないの?もしも、そこで蜂に刺されていたらどうするの?渋滞で迷惑だなんて言ってられないだろう?!」
今から思えば、確かにそうだ。
何事もなくて、ほっとしました。

でも、どうして、私はそんなに蜂の夢を見ることが多いのかな?といつも思うのです。
できれば、蜂の夢から解放されたい。


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